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【BtoBサイト分析】サイト改善のためにGoogleアナリティクスで流入状況を把握する方法

2019年05月10日

BtoBサイトでサイト改善を検討していくには、顧客がどのような情報を求めているのかニーズを把握する必要があります。顧客ニーズを把握しないままに広告などの施策をしてもなかなか思うような成果に結びつきません。今回は顧客ニーズの把握のためにGoogleアナリティクスで見るべき基本的なポイントと分析方法、施策例についてご紹介します。

目次

0、流入状況で見るべきポイントとは
1、流入元で訪問経路を把握する
2、入口ページ(ランディングページ)を分析する
3、検索キーワード分析でニーズ把握
4、流入を増やす施策例

 

0、流入状況で見るべきポイントとは

まず最初に流入の全体像を確認しましょう。どんな経路をたどり、どのようなワードで流入しているのかを把握することでユーザーのニーズを把握します。その中で、特にコンバージョン(お問い合わせ獲得やセミナーの申し込みなど)に至っている経路・キーワードを抽出し、コンバージョンにつながりやすい導線のパターンを見つけていきます。

流入状況把握のために見るべきデータ
■流入元 どこからどうやって来ている?
■入口ページ どのページが集客している?
■検索キーワード どんなニーズを持って訪問してきている?
をそれぞれ具体的に見ていきましょう。

 

1、流入元で訪問経路を把握する

〔集客>概要〕
〔集客>すべてのトラフィック>チャネル、参照元/メディア、参照サイト〕
概要

チャネル

流入元の分析は、まず「概要」でサイトへの流入の全体像を把握してから、「チャネル」「参照元/メディア」「参照サイト」へと掘り下げていきます。ここではどんな経路による流入が多いかと、流入元ごとのユーザー数(ボリューム)、直帰率・ページ/セッション(閲覧の質)、コンバージョン率(成果)を把握します。ボリュームが大きくて閲覧の質やコンバージョン率が良くないなどの優先的に手を入れるべきところや、集客のネックになっている経路を抽出します。

1.チャネル(区分)
Organic SearchYahooGoogleなどの⾃然検索からの流入
Directブックマーク、メールリンクから、アドレスバー⼊⼒などの直接の流入
SocialSNSからの流⼊
・Referral→他サイトからの流入
・Paid Search→検索連動型テキスト広告からの流入
・Display→YDNやAdWordsのディスプレイ広告からの流入
・Affiliate→アフィリエイトからの流入
・Email→メールマガジンからの流入
OtherGoogle アナリティクスで上⼿く分類できなかった流入

2.参照元/メディア
・(direct)/(none) →「直接やってきた」という意味
・○○/referral→「○○のサイトにあったリンクから」という意味
・○○/organic「検索エンジン経由での⾃然検索」という意味で広告は含まれない
・○○/cpc→「○○に掲載した広告から」という意味

3.参照サイト
参照元となったサイトの一覧

▼さらに施策ごとに詳しく流入分析をするには「キャンペーン」を設定します。
例えば、
・メールマガジンごとの流入
・バナー広告、有料検索流入の内訳
・QRコードによる流入
(設定方法)
・キャンペーンURL生成ツールを使ってURLを生成→広告やメールマガジンなどに埋め込む
Google アナリティクス キャンペーンURL生成ツール(外部リンク)

 

2、入口ページ(ランディングページ)を分析する

ランディングページは最初にユーザーが見たページ、すなわちサイトの第一印象を決定する大事なページです。サイトへ流入したユーザーに、すぐに離脱されることなく関心を持って主要ページへ進んでもらえるように、改善すべきページがないか必ずチェックしましょう。

ランディングページレポートで見るべきポイントは
・セッション数(=ボリューム)
・直帰率
・入口からの遷移
です。
セッション数が多くて直帰率が高いページがあれば優先して改善が必要です。たくさん集客しているのにそのページだけを見て離脱しているということなので、主要サービスページへの遷移や問合せをするなどユーザーにして欲しい行動へ誘導する対策をしましょう。また「入口からの遷移」で狙った通りにユーザーが行動してくれているかを確認して、遷移が少なければ誘導表示方法や導線を見直しします。

〔行動>サイトコンテンツ>ランディングページ〕

▼入口からの遷移の見方
ランディングページ名をクリック→「入口からの遷移」タブをクリック

▼直帰率が高い原因を掘り下げて分析するには「セカンダリディメンション」で絞り込みをして、特定の流入元ごとの直帰率や、ユーザー特性ごとの直帰率を調べます。
・流入元ごとに直帰率を調べる
〔セカンダリディメンション:集客→参照元/メディア〕
・新規ユーザーとリピーターごとに直帰率を調べる
〔セカンダリディメンション:ユーザー→ユーザータイプ〕

 

3、検索キーワード分析でニーズ把握

検索キーワードを見ればユーザーの知りたいこと、欲しいものなどのニーズを読み取ることができます。検索結果で上位に表示されてサイトへの流入を増やしたり、広告から見込み客を獲得したりするためには、ニーズに見合ったタイトル・記事の内容・広告出稿のキーワード選定をすることが重要です。
しかし、最近ではGoogle Alanyticsの自然検索キーワードは、検索結果のSSL化により90%以上が取得できなくなっています(not provided表示)。キーワード情報を取得できるツールGoogle Search Consoleと連携して、確認できるようにしましょう。

Google Search Console

■何ができるか

Google検索結果でのサイトのパフォーマンスを確認できる→最適化できる(SEO)どんなニーズを持ってサイトに訪れているのか、ユーザーの関心の高いことが何かわかる
(Search Console概要[外部サイト]https://support.google.com/webmasters/answer/9128668?hl=ja

■導入方法概要

①〔管理>プロパティ列:プロパティ設定〕をクリック

②プロパティ設定の画面:Search Consoleの設定:〔Search Consoleを調整〕をクリック

③設定画面:「なし」の横の〔編集〕をクリック

→すでに対象サイトのURLが表示されている場合
④開いた画面で該当のURLのボタンにチェックを入れて〔保存〕をクリック

→WebサイトのURLが表示されない場合
⑤〔Search Consoleにサイトを追加〕をクリックしてSearch Consoleの設定へ
⑥有効なビュー欄でGoogleアナリティクスのレポートビューが設定されていることを確認
⑦〔保存〕をクリック

※上記設定には管理者権限が必要です。
設定ができたら、Googleアナリティクスから連携したSearch Consoleレポートを確認しましょう。

■検索キーワードを確認

〔集客>Search Console>検索クエリ〕

・クリック数:Google検索結果で対象サイトがクリックされた回数
・表示回数:対象サイトのURLがGoogle検索結果に表示された回数
・クリック率(CTR):表示回数のうちクリックされた割合
・平均掲載順位:特定の検索クエリに対する対象サイトの平均掲載順位

→キーワードから課題を抽出します
狙ったキーワードで表示されていない
想定していないキーワードで表示されている
掲載順位が高いがクリックされていない
クリック率が高いが掲載順位が低い など

たとえば「流入元」で自然検索が多いけれどキーワードを見ると社名がほとんどの場合、すでに認知しているユーザーしか来てくれていないことが推測できます。社名を知らなくてもニーズがあるユーザーに来てもらう(認知してもらう)ために、製品名やソリューションの検索流入を念頭に記事作成するなどの対策をします。

 

4、流入を増やす施策例

・集客コンテンツ(情報、記事)、ブログ
自社の製品、サービスの顧客になってほしい人が知りたい情報を掲載し、情報収集のためにサイトへ訪問してもらいます。
→自社で記事を書けば予算は抑えられる、サイトに蓄積されて資産になる
→効果が出るまで時間がかかり長期的に継続が必要、負荷が高い

・インターネット広告(リスティング、ディスプレイ)
検索結果に表示させたり、特定の属性の人に表示させるなど、ある程度ニーズを持つ人に認知させてサイトへ誘導することができます。
→成果(クリック)分の費用を払うので無駄を抑えられる
→予算を少なくすると効果も限られる

・SNS広告
検索エンジンでの検索が減少し、SNSでの検索が増加傾向にあるなど、ユーザーの使用率が高くなっており目に触れる機会が多くなっています。
→細かくターゲット設定ができる
→細かな広告チューニングが必要で、手をかけないと効果が薄くなりがち

流入を増やす施策は、現在のサイトの状態によって打つべき施策が変わります。適切な施策を打たないと、予算を投下しても思うように効果が出なかったりします。
ターゲットユーザーの流入を増やし、より多くコンバージョンへと繋げるためには、集客方法・サイト内の導線・サイトのコンテンツ内容を適切に改善していくことが重要です。
やってはいるけどいまいち効果が出ていないという場合は、改めてGoogleアナリティクスでサイトの流入状況を再確認してみてはいかがでしょうか。

 

【参考】Webサイト改善の弊社お客様事例
検索ワードからユーザーニーズを導出、良質な記事コンテンツで訪問者数増加
KIC事例

・コンテンツSEOを主軸にしたリニューアルで問い合わせが約8倍に
江崎器械事例

・訪問者数6倍、検索順位10位前後に!サイトリニューアルで認知拡大を実現
八木研事例

サイト分析からの改善については、大伸社ディライトのサイト分析&コンテンツ改善策導出WEBサイト運用支援マーケティング施策立案などでサポートさせていただくことも可能です。詳しくはサービスページをご覧ください。

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谷 祐子

WEBアナリスト

谷 祐子

クライアントの販売促進活動で必要なツールの設計から納品まで制作ディレクションを担当。現在はデジタル手段を主としたマーケティング課題解決案件へと領域を広げている。撮影を含む案件のディレクションと、複数同時進行のプロジェクトマネジメント経験が豊富。 Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)認定取得。