コンテンツ制作
2017年01月17日
2016年12月27日
大学の強みをいかにして伝えるか?大学入試広報のご担当者の皆様は日々お悩みだと思います。そもそも強みが明確になってなくて困っている人もいるかもしれません。そんな皆様に、今回は自大学の特長を数字で表現し、強みを可視化している大学のコンテンツ例を2回に分けてご紹介したいと思います。
まずは東京工業大学。先日大隅良典氏がノーベル医学・生理学賞をとって話題になった大学です。
「数字で見る東工大」
英国の大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社(QS)」が発表した世界の大学ランキングで国内3位にランクインしたことや、「教育進学総合研究所」が発表した「有名企業400社就職率ランキング2015」で東工大が国内2位にランキングしていることなどを紹介。外部機関からの客観的な評価を紹介することで説得力をもたせています。
次に日本大学。言わずと知れた関東のマンモス大学です。
「数字で見る、日本大学のここがNo.1」
在籍する学生数の多さはもちろんのこと、蔵書数や建物延面積といった大学のハード面を数字で表現しています。単に大きい大学、と伝えるより、こうしたスケール感を伝えるほうが施設・設備の充実が伝わってきますね。
続いて、東京農業大学。
「数字で見る農大」
農学系大学志望者の人たちの多くが東京農業大学を受験しているという事実を紹介。「農学」というジャンルを学びたい人にとっては思わず目にとまるデータです。
どの大学もありきたりな数字データを見せるのではなく、自分たちの強みが何かを理解した上で、それらを表現するための切り口を探し出して、ビジュアライズに見せていることが見て取れます。大伸社ディライトでは、市場や競合校を分析し、まずは大学の強みを探ることからご支援しています。
まだまだ他にもさまざまな見せ方があるので、「強みがない」と悩んでいる皆様もこうした切り口を参考にしてみてください。続きは「後編」にて。
CXデザイン部 次長
古本 真己ユーザーヒアリングを通じて、Web/冊子/動画などジャンルを問わずコンテンツの企画・構成・編集までを行うコンテンツ企画制作ディレクター。 近年はマーケティングファネル上の課題を抽出し、リード獲得からリード育成まで全体を俯瞰して戦略を立案、施策の実施、成果検証まで一貫して担当。PJT全体をプロデュースから運営・ディレクションまでを担うPMとして参画させていただくことが多いです。