デジタルマーケティング
2018年12月18日
2019年01月31日
SFAとは、企業による営業活動の仕組み化・システム化・効率化を図るシステム及び概念です。SFA(セールスフォースオートメーション:sales force automation)は和訳すると「営業支援システム」という意味になります。主にBtoBにおいて使用される言葉で、セールスフォース・ドットコムをはじめ、ソフトブレーン、NIコンサルティングなどがSFA国内ベンダーとしては代表的です。
従来は経験・人脈・根性などの精神論が重んじられてきた営業活動を、科学的・数学的な検知から捉え直し、営業活動の効率化と成果の向上を図るのがSFA導入の目的です。
導入による主なメリットとして以下の3点が考えられます。
1)見込み客を属性やそれまでのアクションにより分類し、営業活動の一部を自動化することで人的コストを低減できる
2)商談までのアクションを体系化することで、漏れやミスを減らし、各見込み客に適したアクションを行える
3)営業担当から営業事務など、営業活動に関わるすべてのスタッフが情報共有することにより、ノウハウや顧客志向が効率的に行き渡り、管理業務の能率や成約率の向上、人材の育成が見込める
見込み客との初接点から成約やリピーターなどに昇華するまでの流れのなかで、SFAは中間的なポジショニングを担います。
営業活動全体を例にみた場合、それぞれのポジショニングは以下のとおりです。
SFAはそれ単体でも使い方によって効果を発揮しますが、MAやCRMとともに使用することでより大きな効果が期待できます。たとえばMAでリードの育成・セグメントを行い、ホットリードを増やした上で、SFAにて商談までのアクションを体系化するなど、MA・SFA・CRMのそれぞれの役割と流れをしっかりと把握して棲み分けすることで、マーケティングとセールスの効果的な連携が期待できます。
CXデザイン部 次長
古本 真己ユーザーヒアリングを通じて、Web/冊子/動画などジャンルを問わずコンテンツの企画・構成・編集までを行うコンテンツ企画制作ディレクター。 近年はマーケティングファネル上の課題を抽出し、リード獲得からリード育成まで全体を俯瞰して戦略を立案、施策の実施、成果検証まで一貫して担当。PJT全体をプロデュースから運営・ディレクションまでを担うPMとして参画させていただくことが多いです。