2017年08月10日
現在、約7億人ものユーザーが存在し、若者を中心に人気のInstagram。一般 ユーザーはもちろん、企業や大学も広報ツールとして運用するケースが増えてきました。ここではInstagramに運用を行っている関西圏の大学を取り上げ、フォロワー数の動向や反応の良かった投稿の紹介、考察を行います。すでに運用している方や検討されている方はぜひ参考にしてください。
フォロワー数 |
フォロー数 |
|
関西学院大学 |
2,942人 |
2人 |
関西大学 |
1,429人 |
2人 |
近畿大学(総務部広報室) |
1,246人 |
9人 |
龍谷大学 |
1,069人 |
21人 |
(2017年7月28日現在)
関西学院大学 いいね数!439件関西学院大学ではチャペルでの結婚式を生涯教育の一環として考え、卒業生や大学関係者に向けて式を執り行っています。この投稿には440件のいいね!がつき、7月の中では特に反応が良くなっています。新郎新婦の幸せそうな姿に共感が生まれ、いいね!が集まったと考えられます。また、複数投稿を使い、教会内でのシーンも投稿されているので、より結婚式のイメージがしやすくなっています。この投稿はどちらかというと、在学生や卒業生に向けに大学での取り組みを発信し、学生時代を思い出してもらったり、愛校心を強くすることを目的にしていると推測できます。
関西大学 いいね!数286件情報誌の発刊を告知する投稿です。「るるぶとのコラボ編集」という話題性のある企画をインスタでも発信することで、広報効果を高めています。また、表紙に登場している卒業生の高橋大輔さんのアカウントがリンクされているので、あわせて確認できるようにもなっています。
近畿大学(総務部広報室) いいね!数107件「近大actキャンペーン」に関する投稿に多くのいいね!がついています。このキャンペーンでは、アカデミックシアター(図書館やホール、24時間使える自習室などがあり、5つの建物で構成された施設)にまつわる写真に“#近大act”とハッシュタグがついた投稿をします。その中から素敵な写真と選ばれた方には景品がもらえるそうです。このハッシュタグがついた写真は200件以上あり、多くの方が参加していることが伺えます。
写真は外から室内を撮影しており、1階の照明がやさしく照らしている様子や2階では学生が寝転んでいる姿も垣間見れ、着飾らないアカデミックシアターの日常が伝わってきます。
龍谷大学 いいね!数101件前回に引き続き、オープンキャンパスの投稿が人気でした。オープンキャンパスの当日に投稿することで実際に訪れている受験生にも共感を得やすく、より多くのいいね!がついたと思われます。
近畿大学で行われている“近大act”キャンペーンでは、アカデミックシアターの写真の投稿を促しています。Instagramでキャンペーンを行うメリットとして、ユーザーは投稿写真に指定されたハッシュタグをつけるだけなので、気軽に参加してもらいやすいことが挙げられます。また、Instagramでは1つの投稿に対して複数のハッシュタグを付ける人が多く、関連したハッシュタグからキャンペーンの投稿写真を見つけ、新たに参加するユーザーを見込めるという拡散効果も期待できます。
特にInstagramはユーザーの年齢層が若いため、受験生や学生をターゲットとしたキャンペーンと相性が良いといえるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。
来月も各大学のInstagramの動向を紹介するので、ぜひご覧ください。
■その他参考:
やらないなんてもったいない!SNSでハッシュタグキャンペーンを行うメリット5つ
ハッシュタグを活用したキャンペーンを実施する4つのメリット[成功するSNSマーケティングのハッシュタグ活用術]
■関連記事:
【2017年6月】関西圏の主要大学・Instagramフォロワー数・投稿まとめ