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デジタル時代の販促と商品情報管理
~クロスメディアにどう対応するか~

2018年01月15日

デジタル時代の販促と商品情報管理

 販促プロセスを自動化する目的と課題

こんにちは、情報マネジメント部の郷原です

近ごろ新聞やテレビなどでも、三文字略語をよく目にします。
IT用語にも数多くの三文字略語がありますが、意外と被らないものだなぁと変なところに感心している今日この頃です。このブログにもよく登場するCMS(Content Management System)は、WEBサイトを構築する基盤として、正真正銘被りなしのIT用語です。
そんなCMSを導入するメリットの一つとして、「専門的なスキルがなくても更新管理ができる」という点が挙げられると思います。

用意されたテンプレートにテキストや画像が流し込まれ、サイトのナビゲーションにあるリンクなども自動追加されるので、HTMLやCSSの知識がなくてもサイト全体を矛盾なく更新管理することができます。これと同じ発想を紙のカタログ上で実現するために発展してきたのが、DBP(Data Base Publishing)です。商品データベースをもとにプログラムを使って組版することから、自動組版とも呼ばれています。

私たちはこれまで、いろいろな商品カタログを制作すると同時に、自動組版についても多く手がけてきました。
カタログの場合は、最終的に本になりますので、WEBページを生成するCMSと違い、商品の並び順や、情報量(紙面上の面積)に応じて細かくコントロールする必要がありますが、その点については別の機会にお話するとして、予め用意されたテンプレートに商品の画像や仕様に関するテキストを流し込んで配置していくという大まかな流れは、先に説明したCMSと同じです。

CMSとカタログ自動組版は、データベースやファイルを効率的にパブリッシュするための仕組みとして、周辺の環境と共に別々に進化してきましたが、ベースにあるデータや概念の成り立ちはとてもよく似ています。

 拡大する効率化の範囲

一方で、販促を行う市場はスマホによるインターネット利用人口の増加によってデジタル化が進み、商品購入に到るまでの経路は、年々利便性の向上と比例しながら増加しています。

紙とデジタル、すなわちカタログとWEBを別々のものやシーケンシャルな流れで考えていられる時代はそろそろ終わりに近づいているのかも知れません。何故なら紙とデジタルそれぞれに、均一な情報発信ができていることによって販促の目的である、より良質な顧客経験を持たらすことが出来るからです。

クロスメディアによる販促がスタンダードとなることで、商品情報やコンテンツをより一元的に管理する必要性が高まり、このことが顧客経験の格差を生んでいるとすれば、企業が取り組むべき課題としての優先度は高いと言えます。

PIM(Product Information Management)は、こういった課題を解決するために生まれた商品情報管理のための概念です。その企業の販促プランにに合わせた情報管理やアウトプットを設計することができます。

今後メディアマーケティング商品情報を管理する技術が融合することによって、コミュニケーションにおける手法やスピード感といったものは変化していきます。市場と自社にマッチした商品情報やコンテンツの管理とはどういったものなのかを是非一度考えてみられてはいかがでしょうか。

弊社のサービスに関するご質問は、こちらからお問い合わせください。
ここまでお読みくださってありがとうございます。

次回もお楽しみに

 

当社事例のご紹介

石塚硝子株式会社 ハウスウェアカンパニー様
属人的な商品情報管理からの脱却。ネット時代のスピードに対応する、新しい一元管理の仕組みづくり。販売機会に対してスピーディーな対応を可能にするとともに、販促サポート業務の負荷軽減を実現されました。

商品情報管理の次の一手!PIM活用で進化する情報発信の形

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資料内容/ポイント

  • 企業にありがちな悩みを例に挙げながら、社内に散在した商品情報を統合管理~運用(PIM)するための解決手段をご紹介しています。
  • CASE.01 宣伝部門担当者様の悩み「朝から深夜まで作業と打ち合わせ。 いつからこんなに余裕がなくなったのだろう… 」
  • CASE.02 営業担当者様の悩み「新商品の説明をしても、最近は今ひとつ手応えがない」
  • CASE.03 システム担当者様の悩み「社員の業務効率化のために、予算がつくだろうか」
  • CASE.04 購買担当者様の悩み「採用候補の商品情報が膨大で、 データを集めるのが大変…」
  • CASE.05 マーケティング担当者様の悩み「日々変化する状況に応じて、 ピンポイントの販促施策を打ちたい」

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