CLIENT : 江崎器械株式会社
CLIENT : 旭化成ゾールメディカル株式会社
デジタルマーケティング
イベントプロモーション
動画・撮影・CG
背景/課題
旭化成ゾールメディカル様は旭化成グループで救命救急医療を担うZOLL Medical Corp.(米国)の日本法人として2012年に設立された救急救命医療関連機器の輸入・販売を行っている会社様です。
その中でもAED(自動体外式除細動器)は重要な戦略商品の一つで、第3弾となる新製品【AED3】をリリースするにあたって販売拡大していくためのイベントをコロナウイルスの影響も考慮してバーチャルで実施することが決定しました。
ただバーチャルイベント・新製品発表会の実施が初めての経験であり社内でのノウハウが無かったことから一括でのご支援できる会社を探索中であり、複数の会社選定の中から弊社を選定頂きました。
またこれまでは商習慣として営業の方が対面営業を中心に現販売代理店様への情報提供や情報交換を行うことで信頼性を構築していく形が多かったものの、コロナ禍により対面営業の機会が減っていることと・より幅広い代理店の方々(複数の製品を扱うマルチベンダーの方)と継続的にコミュニケーションを取り市場シェアを広げていきたい(関係性を深めていきたい)といったご要望から、『オフラインイベントの代替』としての打ち上げ花火的なイベントではなく『強いコミュニケーションの場(核)』として今回のバーチャルイベントを捉えた今後の代理店へのフォロー/支援も見据えたプロジェクトとしてご支援を致しました。
施 策
まずは今回のバーチャルイベントセミナーの全体の流れを関与者皆様で認識合わせの上ウェビナーまでの全体スケジュール策定を行い『いつまでに何を実施しなければいけないのか』をタスク化しました。
またイベントを最大限期待醸成の場とすることとイベントで得た情報をマーケティングデータとして今後の施策として活かしていきつつ、今後簡易なウェブセミナー/説明会は社内で再現実施していくといった視点から【Zoomの機能面レクチャー⇒アンケート設計提示⇒イベント案内ページ/メルマガ作成支援】の順番でウェビナーの前後に必要なコンテンツ準備・発信対応における伴走支援/監修をさせて頂きました。
代理店の方に新製品の詳細をご理解頂く前に、会社としてのビジョンや考え方から入ることで製品や機能以外で『旭化成ゾールメディカル』を選んでいただく理由(安心感/期待感といった旭化成グループ様として持たれている信頼性)を前面に出せるよう構成案を練っていきました。
そして生配信のライブ配信であることと1時間強のリモートイベントになると『ながら参加』の方が多いことも予想されるためユーザーを飽きさせないための設計が果たしてうまく流れるか、登壇される方の導線、カメラの切り替えやBGMの導入など連携が出来るか、画面の共有が管理側/ユーザー側でどう見えているのかなど細かいチェックをユーザー立場で行い、立ち回りや目線・資料内容や文字大きさなど様々な観点からフィードバックさせていただいた上で本番に臨んで頂きました。
イベントの内容自体でのポイントとしては3つあります。
成 果
イベント後に参加者アンケートを行ったところ、以下のような結果が出ており非常に高いエンゲージメントを獲得することが出来ました。
・回答率が非常に高く、80%を超えていた。(一般的な回答率は60%前後、既存向けでも70%程度)
・参加者に最も伝えたかった「製品紹介」の満足度が90%を超え非常に高い結果となった。
・「今後も参加したい」(予定が合えば 含め)と答えた方が90%以上であり非常に多かった。
またアンケートからの分析では自由記述も多く記載頂いており、今後どういったコンテンツの内容を企画し拡充させていくのか、どういったウェブセミナーを準備し代理店様を支援するのか?といった打ち手のお話に加え『代理店の方々の中でも特にどういった層の方々に注力し優先的にアプローチをしていくのか?』といったそもそものマーケティング戦略をブラシュアップしていくための情報を収集できました。※レポートデータのためぼかしを入れております。
次回以降は当社の方ではWebサイトだけでなくデジタルでのコミュニケーションならびに旭化成ゾールメディカル様がご参加される学会やグループ様全体でのお取組みなどの打ち手も連携しながら、AED3だけでなく医療機器に関わる様々な方に対して質の高い情報とサービス/製品を届ける旭化成ゾールメディカル様と顧客のコミュニケーションをより良いものとするためのご提案を行ってまいります。
コンサルタント
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