ターゲットを絞ったランディングページで、海外の学生への認知拡大に

CLIENT : 芝浦工業大学

デジタルマーケティング

背景／課題

海外の学生にWeb上で芝浦工業大の存在と魅力を知ってもらいたい

芝浦工業大学様は、工学部・システム工学部・デザイン工学部・建築学部の4学部から成り、文部科学省のスーパーグローバル大学に私立の理工系単科大学として唯一選定されています。スーパーグローバル大学事業は、日本の大学の国際競争力を高め、グローバル人材の育成を目指すもの。海外に出て学ぶ日本人学生を増やすだけでなく、多くの外国人留学生や研究者を誘致することが求められます。

これまで芝浦工業大学様が海外に向けてアピールする方法としては、既存の英語サイトと海外での説明会しかありませんでした。既存の英語サイトは多くの情報はあるものの、幅広いステークホルダーに向けて発信しているためターゲットが絞られておらず、留学希望者に響くといえないのが実情です。また、海外で説明会を開催するには多額の費用がかかります。

そこで、海外からの留学生を増やすために、Web上でどのような貢献ができるかを検討。第一ステップとして、ランディングページの開設とWeb広告の展開を進めました。

施　策

海外で検索型連動広告を実施し、ランディングページに誘導

芝浦工業大学様のことを知ってもらうきっかけとして、インド、タイ、マレーシア、韓国、台湾、シンガポールの6ヵ国で検索連動型広告を展開。ランディングページへ誘導する仕組みをつくりました。

ランディングページは、Research（研究）、Study（プログラム）、Campus Life（学生生活）、Tuition & Scholarship（授業料＆奨学金）、Contact（問い合わせ）に絞り、単純に日本語サイトの内容を翻訳するのではなく、獲得したい中東やアジア圏の学生に響く内容・表現にしています。ランディングページとWeb広告によって、コストを抑えながらも今後の展開のためにも有効な情報基盤をつくれたと考えています。

成　果

集めたデータを解析し、コンテンツを拡充。次の戦略を打つ

今後はWeb広告に反応のあった地域や検索キーワード解析に加え、留学生へのヒアリングやランディングページのログ解析などを行って、海外の学生が求めるコンテンツを拡充させていきます。そうすることで潜在的な留学生・研究者の方へ知っていただくサイトとして特化させつつ認知・興味を持って頂いた上で本体サイトを閲覧頂ける状態を形成していく予定です。

そうすることで、それぞれの役割を明確にしてより効果的な戦略設計を目指します。

当社では、例えばランディングページのように一つのWebサイトを制作する場合でも、その他のサイトや施策を俯瞰して企画を進めるのが基本です。それでこそ大学全体としての戦略を立てられ、今後の展開において大きな強みになると考えています。