CLIENT : 神戸情報大学院大学
CLIENT : 明治東洋医学院専門学校
デジタルマーケティング
背景/課題
創立90年余の歴史を誇る明治東洋医学院専門学校様。東洋医学と西洋医学の区別なく最善の治療を見極めて実行する「医療人」を育成するという理念のもと、鍼灸師や柔道整復師など社会に求められる人材を輩出されています。
2016年にはより多くの優秀な学生獲得を目指してWEBサイトを全面リニューアル。その後は学内で運営・サイト解析されていましたが、参加者の50%超が志願者となるオープンキャンパスへの参加誘導を強化したいものの解析結果をどう活かせばよいかわからないというお悩みがあり、いま一度現状を把握し改善策を提案してほしいと当社にお声掛けいただきました。
当社が実施したWEBサイト解析から、リニューアルによって訪問者数は増加、見やすさなどのユーザビリティも向上していることが判明。一方で、オープンキャンパスページへの誘導が弱い、学校の魅力をダイジェストで伝えるコンテンツが効果を発揮しきれていない、社会人から特に関心の高い学費やダブルライセンスのコンテンツが手薄であるなどの課題を洗い出すことができました。
施 策
課題解決のためにまず着手したのは、「誰に・いつ・どんなコンテンツを提供すればよいのか?」の指針となるカスタマージャーニーマップの作成。サイト訪問者の動向を、明治東洋医学院専門学校をはじめて知るところからWEBサイト訪問、オープンキャンパスページ閲覧、参加申し込み、出願、入学までの一連のプロセスとして可視化しました。各段階で提供する情報は「啓蒙」・「発見」・「つかみ」・「誘導」のカテゴリに分類し、それぞれで「何をわかってもらうか」「何をしてもらうか」目標を明確化。ターゲットとなる高卒生と社会人の各ペルソナを作成し、カテゴリごとに目標達成へとつながるコンテンツや誘導などをご提案しました。その中から、WEBサイト解析で判明した課題解決の施策としてオープンキャンパスページへの誘導強化を先駆けて導入、「大学と徹底比較! 専門学校のメリットは?」「知って得する学費減免制度」などのコンテンツも順次追加を進めています。
さらに、各段階で「サイト訪問数」や「オープンキャンパス申し込みボタンクリック数」「入学者数」などの具体的な数値目標を立てることで、施策の効果を客観的に検証・改善につなげる仕組みを構築することができました。
成 果
現在は喫緊の課題であるオープンキャンパスページや参加申し込みへと誘導する「つかみ」コンテンツを優先的に拡充している段階。今後も、検索流入を増やしサイト訪問者にオープンキャンパスへの参加や資料請求などのアクションを促すコンテンツを拡充し、受験者・入学者の増加に寄与するサイトへと進化させていく予定です。
また、カスタマージャーニーマップやペルソナを作成し明確な目標を立てたことで、制作サイドが共通認識のもと施策決定や効果検証を行う環境に近づけたことも成果。ユーザー目線のコンテンツを整備していくことにシフトし、今後のUX(ユーザーエクスペリエンス)向上の足掛かりとなりました。
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