ソーシャルメディア
2017年07月07日
2018年08月28日
現在、約7億人ものユーザーが存在し、若者を中心に人気のInstagram。一般ユーザーはもちろん、企業や大学も広報ツールとして運用するケースが増えてきました。ここではInstagramの運用を行っている関西圏の大学を取り上げ、フォロワー数の動向や反応の良かった投稿の紹介、考察を行います。すでに運用している方や検討されている方はぜひ参考にしてください。
|
フォロワー数 |
フォロー数 |
関西学院大学 |
5,406人 |
5人 |
関西大学 |
2,237人 |
3人 |
近畿大学(総務部広報室) |
2,902人 |
9人 |
龍谷大学 |
1,474人 |
21人 |
(2018年7月31日時点)
関西学院大学 いいね!数509件
カラッと晴れた青空と木々の青々しさが印象的な写真が人気でした。キャプションではオープンキャンパスの日程が告知され、きれいなキャンパスの風景を見て「行ってみようかな」と高校生の背中を押したのではないかと考えられます。
龍谷大学 いいね!数158件
太陽の光が雲の隙間から差し込む様子や池に映るキャンパスの景色がどこか夏らしい爽やかさを感じさせる1枚です。キャプションにもあるように学生も外に出ている姿が見え、授業終わりのリラックスした時間を過ごしているように見えます。
関西大学いいね!数91件
関西大学の理工系学部で学んでいる女子学生にスポットを当てたWebページ「関大の理工系リケジョ特集」を告知する投稿が人気でした。近年、「リケジョ」という言葉が広まり、理工系分野で活躍する女性の活躍が注目を集めています。理工系学部へ興味を持ち、進学を志望する高校生の後押しになったのではないかと考えられます。
近畿大学 いいね!数179件
農学部が栽培した野菜を大学内で販売する様子の投稿は人気でした。主体となったのは、野菜の栽培から販売までトータルで実践的に学び、活動している「GAVRi(ガブリ)」という団体で作物の栽培計画、販促活動や広報まで学生が企画して活動しているそうです。学生の活動を取り上げることで、学部の特色をアピールしつつ、団体や大学の認知を広げることができたと思われます。
インスタグラムでは写真にキャプション(説明文)がつき、写真の説明やオープンキャンパスなどのイベント告知などができます。とはいえ、画像がメインのアプリケーションなので、キャプションはできるだけ簡潔にまとめた方が見栄えが良くなります。また、Webサイトの告知などを行う場合、キャプションにURLを記載してもリンクはできないので注意してください。(プロフィール欄のURLはリンクできます。)
また、留学生や海外の学生に向けて英訳や英語のハッシュタグをつけるなど、読んでもらうための工夫をするとフォロワー、ファンが増えるきっかけをつくることができます。
次回も各大学のInstagramの動向を紹介するので、ぜひご覧ください。