
CLIENT : DMG森精機株式会社
CLIENT : VERSE事業部
グラフィックデザイン
ブランディング

背景/課題
VERSE事業部様が展開する「VERSE(バース)」は、厳しい基準をクリアした製品のみがその名を許される、最上位水栓ブランドです。 本プロジェクトの最大の特徴は、母体となる企業の名前を一切出さず、単独のブランドとして海外の競合と肩を並べる存在を目指している点にあります。
細部や使い心地にまでこだわり抜かれた製品ですが、デビューにあたり直面したのは、この最上位ブランドを「どう表現すべきか」という課題でした。企業の看板に頼らず、まだ世にないブランドとしての確固たるイメージを、ゼロからどのように打ち出すかが求められていました。
施 策
ブランド表現にあたって、具体的なビジュアル制作に入る前に、「VERSEが持つ世界観とは何か」を定義することから始めました。 今回VERSEからデビューする2シリーズ「grooglo(グルーグロ)」「Grazioso(グラツィオーソ)」それぞれに対し、アートボードを用いて複数の世界観パターンを作成。VERSE事業部の皆様と議論を重ねながら方向性を探り、他社が真似できない独自のイメージを共創していきました。
「VERSE」の圧倒的な世界観を表現するため、撮影場所には徹底的にこだわりました。 その起点にあったのは、プロダクトデザイナーヒアリングの中での「単なる自然ではなく、そこに計算された何かがある場所」という言葉です。 そのイメージを手がかりに思考を巡らせる中で、自然でありながら直線的に切り取られた採石場という風景に辿り着き、自然の壮大さとプロダクトの美しさが対比するような、没入感のあるロケーション撮影を敢行しています。

制作にあたっては、大伸社ディライト社内チームに加え、大伸社グループであり、高品質な印刷物制作のエキスパート 株式会社ライブアートブックス(LAB)が参画し、高いアートディレクション力を掛け合わせた2社協業体制を構築。粘り強い提案と多角的な視点により、ブランドの核心に迫るクリエイティブを実現しました。 
成 果
今回のプロジェクトでは、事業部の皆様と共創によって、可視化されていなかった「VERSE」の世界観が明確になり、ハイエンドモデルにふさわしい、重厚かつ洗練された表現へと昇華されました。
カタログは、事業責任者様にも大変気に入っていただいており、ご自身が「いつでも渡せるように」と毎日鞄に入れて持ち歩かれているというエピソードは、完成したツールが、ブランドの誇りとして機能していることの何よりの証です。
今後も大伸社ディライトは、デザインとクリエイティブの力で、企業価値の可視化と最大化を支援していきます。

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