CLIENT : 芝浦工業大学
CLIENT : 南海電気鉄道株式会社
WEBサイト構築・運営支援
セールスプロモーション
背景/課題
南海電気鉄道株式会社様は、大阪・難波と和歌山や高野山方面をつなぐ鉄道会社。空港線は関西国際空港と難波を最短約34分で結び、国内外の多くの人に利用されています。これまで南海電気鉄道株式会社様では、多言語対応の観光情報サイトや鉄道利用案内サイト、SNSでの情報発信など、様々なインバウンド対応を進めていました。しかし海外からの旅行者が求める情報は、観光地の紹介から駅周辺情報、鉄道の利用の仕方、荷物の送り方、災害や遅延時の情報まで、多岐にわたります。今後、東京オリンピックや大阪万博の開催によりインバウンド旅行客も増えると想定されていたため、そうした情報を早急にまとめ、NANKAIグループの公式多言語サイトの整備が必須に。当社のグローバル戦略チームのスタッフを中心に、インバウンド旅客目線でのコンテンツ・ツールづくりをご支援させていただきました。
施 策
WEBサイトの企画制作にあたっては、ターゲットのニーズを探るためインバウンド旅客のアンケート調査やヒアリング調査からスタート。それを反映して、一般的な観光情報に留まらず、日本での特別な体験を期待するニーズに応えられるようにコンテンツ内容や情報の見せ方を工夫しました。
例えば、見るだけでなく自分で体験できるスポット、日本人も注目する“ウラなんば”の楽しみ方などを取り上げています。さらに外国人モデルを起用して、旅客が関西を旅するというストーリー動画も用意し、臨場感たっぷりに伝わるようにしました。もちろん、運行情報やお得なチケットの購入方法、駅からの主要スポットへのアクセスなども掲載し、旅マエ・旅ナカで活用できる様々な情報を紹介。そうして誕生したのが「FIND MY OSAKA-JAPAN」。英語、韓国語、繁体字、簡体字、タイ語の5カ国語で展開しています。
その他にもWEBサイト制作のノウハウを活かして、英語、韓国語、繁体字、簡体字の旅行博覧会・海外展開用のパンフレットも制作しました。このパンフレットの狙いは、インバウンド旅客に「関西国際空港から特急ラピートを利用」「南海沿線を訪問」してもらうこと。特急ラピートの情報や、南海沿線の観光・体験スポットをふんだんに紹介しています。
ここでも大切にしたことはインバウンド旅客視点。表紙を目にしたときに日本への旅行に関心を持ってもらえるよう、日本ならではの四季×観光スポットを軸とし、4カ国語で展開しました。欧米向けの英語版ではターゲットに関心高い秋の高野山を選択するなど、その国・エリアのインバウンド旅行客の嗜好に合わせて見せ方を変えています。
また初めて日本を訪れる方々にも理解してもらいやすいよう、大阪や京都、東京などの位置関係がわかる地図を写真付きで紹介。ターゲット視点で必要な情報を精査することで、訴求力の高いパンフレットとなりました。
成 果
今回、WEBサイトは5カ国語、パンフレットは4カ国語で展開しましたが、そのうち韓国語、繁体字、簡体字は大伸社ディライトにて翻訳まで実施。社内にネイティブスタッフがいるため、翻訳やインバウンド旅客へのアンケート調査などをスピーディーに行え、WEBサイトやパンフレットに反映することができました。
2025年の大阪・関西万博を見据えて、今後もインバウンドに期待が集まることに変わりはありません。インバウンド施策は早すぎず遅すぎず、最適なタイミングで打つことが重要です。大伸社ディライトでは、ターゲットのニーズ発掘からコンテンツ制作、プロモーション、その後の成果検証まで、様々な面からインバウンド施策をお手伝いしたいと考えています。
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