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    〜デジタル化が進んでも業務効率化できない本当の理由〜

販促担当者を悩ませるツール制作業務の闇を暴け!
〜デジタル化が進んでも業務効率化できない本当の理由〜

2019年02月06日

「販売促進」という言葉は、 “販促”(はんそく)と略され、英語のプロモーションと同義で使われていることが多いと思いますが、セールスプロモーションと呼ぶのが本来の意味とマッチするのだそうです…その“販促”に使われるツールには、チラシ・カタログ・価格表・提案書、近年のデジタル領域でいえば自社のWEBサイト、メールマーケティングやWEB広告出稿、LPやECサイトなどもその範疇にあると言えます。販促担当者はこのようなツールの「制作」に携わるわけですが、さまざまなクラウドサービスやデジタル化の恩恵を受けても、何故か業務の量が増えているという状況に直面されているのではないでしょうか?そこで今回の記事では販促担当者の業務が「なぜ増えるのか?」そして「どうすれば解決できるのか?」のヒントになる商品情報管理についてご紹介します。

販促ツール制作業務の基本プロセスと課題

3つのプロセス

販促ツール制作の業務は大きく3つのプロセスに分けられます。

① 収集
ツール制作を行うにあたり、先ずは”商品情報”が揃っていなければ始まりません。
どこに、どのくらいの情報量で表現(発信)するかを整理する上でも、全ての商品情報を収集する訳ですが、決まった方法があるわけではありませんので、みなさん色々な方法を駆使されているのではないでしょうか? 商品情報を収集する際の販促担当者が直面する課題として以下のようなものがあると思います。

<収集プロセスの課題>
・開発や設計部門から商品の技術情報などの詳細情報が集まらない。
・商品の価格がギリギリまで確定しない。
・既にあるはずの画像やテキストがどこにあるのか分からない。
・結果として原稿の作成に膨大な時間を費やしている。

上記のように「収集」のプロセスには多くの課題がありそうですね。

② 整理
最終的にいろいろなチャネルで商品訴求を行う上で、使える情報の形に整理する必要があります。ここにも収集プロセス同様、決まったやり方があるわけではありませんので、販促担当者の方が決めるしかありません。このプロセスが商品訴求のクオリティに大きく影響しますので、結果として力技で乗り切ってしまうケースに陥りやすいプロセスです。

<整理プロセスの課題>
・自社サイト・ECサイト・カタログなど各チャネルごとに同じ情報整理(更新)をしている。
・商品の変更に伴い商品画像を更新するが、画像の新旧管理が煩雑になっている。
・各チャネルで、商品のカテゴリ分けを変えたいが、相関関係が分かりずらく矛盾しそう。
・収集した情報のフォーマットがバラバラで、エクセルに一から入力し直している。

「整理」のプロセスの課題を解決するには、訴求に向けたフレーム設計が必要と言えそうです。


③ 訴求
ここまでのプロセスは全てこの訴求に向けた準備です。
今やCMSやEC構築パッケージといった管理基盤の選択肢も増え、自社にあった商品やサービスをを選べる時代になっています。また大手ECモールやチラシ・カタログといった紙媒体も加わると、便利にはなったが、それぞれのアウトプットに向けた情報の連携や加工が複雑になってきているのではないでしょうか?

<訴求プロセスの課題>
・結局整理した情報を、もう一度CMSに入力し直している。
・商品情報の変更管理フローが明確になっていないため、タイムリーな変更ができない。
・ECモールのフォーマットに合わせて商品情報を手入力している。
・販促ツールを更新したのに、営業担当者が更新前の販促ツールを使い続けている。

複数のチャネルに均一に情報発信する。という理想的な形を実現するには、実に多くのワークをこなさなければならないことは、疑う余地がなさそうです。

プロセスの中に潜むアナログな情報伝達

デジタル化はタイミングが命

上述したように、①収集 ②整理 ③訴求の各プロセスの課題を克服できず、未だ「アナログ」な作業が行われている可能性が高いのです。アナログそのものが悪い訳ではなく、デジタルに変換するタイミングが遅いのです。

デジタルマーケティングが普及し、カタログだけでなくウェブサイトにも頻繁に商品情報の更新が必要な現在、その作業量は人海戦術でなんとかなる許容量ではなくなっています。労働力の確保がままならない現在、業務分散や効率化を急がなければ、一番注力しなければならない「訴求」のクオリティが下がってしまうという本末転倒な状況にもなりかねません。

 

進化する販促基盤

業務効率化のすすめ

前述したように情報の出口だけがデジタル化され、そこに至るプロセスがアナログのままという制作プロセスは、複数チャネルへの情報発信をアナログなプロセスで実行しようとしている訳です。これではいつまでたっても業務効率化できません。
販促担当者が情報を収集するためにフォローしている関連部門が横断的に使用する仕組みを構築し、収集作業の分散処理と情報の整理(分解)を同時にデジタル化する。
つまり、人がハブになるのではなく、仕組みを使って情報のハブを構築し、その流れのみを人が管理する形に変えていくのです。

こういった業務プロセスを実現するための基盤となるしくみが
PIM(Product Information Management)です。

 

商品を構成する情報を持つ関連部門にデータの格納場所を用意し、これまで販促担当者が収集していた作業を分散処理します。あらかじめ格納場所が決まっている訳ですから情報の整理も同時に終わります。さらに情報の出口となるCMSやEC、カタログといった先にも必要な情報を必要な形で出力できるように設計しておけば、収集、整理、訴求のプロセスをスムーズに繋ぐことができます。

私たちも「axer」というPIMサービスを提供しており、ユーザーの皆さまからのご意見をいただきながら日々進化させております。

 

この記事を読まれて、ご興味を持たれた方は、ぜひこちらまでお問い合わせください
それでは、次回もお楽しみに

 

商品情報管理の次の一手!PIM活用で進化する情報発信の形

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資料内容/ポイント

  • 企業にありがちな悩みを例に挙げながら、社内に散在した商品情報を統合管理~運用(PIM)するための解決手段をご紹介しています。
  • CASE.01 宣伝部門担当者様の悩み「朝から深夜まで作業と打ち合わせ。 いつからこんなに余裕がなくなったのだろう… 」
  • CASE.02 営業担当者様の悩み「新商品の説明をしても、最近は今ひとつ手応えがない」
  • CASE.03 システム担当者様の悩み「社員の業務効率化のために、予算がつくだろうか」
  • CASE.04 購買担当者様の悩み「採用候補の商品情報が膨大で、 データを集めるのが大変…」
  • CASE.05 マーケティング担当者様の悩み「日々変化する状況に応じて、 ピンポイントの販促施策を打ちたい」

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