プロセス改善
2019年01月22日
2019年03月20日
以前のブログでカタログ・販促物の原因を探るストレスチェックを紹介しました。その問題の傾向で「フロー見直しタイプ」「校正手法見直しタイプ」「データ作成手法見直しタイプ」に分類させていただきましたが、今回は「フロー見直しタイプ」のストレスの原因に迫りたいと思います。
多くのご担当者様が感じられているかと思うのが管理のストレスです。製品数が非常に多く、関与メンバーが多いと管理するだけでも大変な作業となります。さらに同時進行しているカタログや販促物が多数同時進行しているとなると…考えるだけでもクタクタになりそうです。
前述のような管理にストレスに加えて、さらに追い討ちをかけるのが変更によるストレスです。やっと管理が追いついた…と思っていたら、変更が度々発生。該当製品の確認や関連製品への影響も考えなくてはいけませんし、管理するだけでも大変だった大勢の関与メンバーへの確認作業も発生します。カタログへの販促物へ反映する数が多いと、どれをどこまで反映したか分からなくなりそうです。仕事に変更はつきものですが、うまく進んでいない時にはダメージも増大です。
部門のメンバーや自身が、スペシャリストかゼネラリストによって感じられるストレスです。専門性が高いスペシャリストに独自の進め方がある場合、周囲がそれを理解できないと、双方にストレスとなる可能性がありますし、かと言って、そのまま任せてしまうとスペシャリストにとっては負荷増大につながることもあります。カタログや販促物のチェックを全部しないと気が済まないというスペシャリストが、やがてボトルネックにしまう…なんていうことは避けたいところです。
ネガティブなイメージばかりを取り上げてしまいましたが、ストレスをプラスにする方法として考えるのがプロジェクト化です。弊社ではストレスの元にある問題を見つけ出し、特に困難な業務を弊社が検証してプロジェクト化します。例えば管理ストレスでは弊社の持つ管理手法で、データやコミュニケーション、スケジュールなどの管理をサポートします。変更についても、変更があるのは当然と考えて、データの作り方や制作体制を準備します。また、スタッフの職能によるストレスが高い場合、プロジェクト化することで、スペシャリスト傾向であれば、ゼネラリストをスタッフィングして、バランスを調整します。逆の場合は専門性適性を持った弊社スタッフをスペシャリストとして育成します。
困難が大きければ大きいほど達成感が高いのがプロジェクトです。弊社ではお客様と共に制作フローの見直しをするワークショップもおこなっています。“自社内でも改善に取り組んでいるが、なかなか効果が出ない”、“従来の考え方に捉われない、別の視点から改善に取り組みたい”と思われていましたら、ぜひ弊社と一緒に取り組んでみませんか?