デジタルマーケティング
2021年08月26日
2021年08月26日
「どのオンライン展示会システムを選べば良いかわからない」と悩んでいませんか。
リアル展示会よりも多くの参加者が期待できるなど、さまざまなメリットがあるオンライン展示会システム。
しかし、さまざまなシステムがあり、どれを選べば良いか悩んでしまうでしょう。
本記事では、おすすめのオンライン展示会システムを5つ紹介するため、導入を検討している方は参考にしてください。
オンライン展示会とは、オンライン展示会システムを使用してインターネット上で開催する展示会です。使用するオンライン展示会システムは、「オンライン展示会プラットフォーム」や「オンライン展示会ツール」とも呼ばれています。
新型コロナウイルス感染拡大により、多くの企業がオンライン展示会を実施するようになりました。
オンライン展示会はリアル展示会のように展示会場を用意する必要がなく、会場費を抑えられます。また、遠方からの参加者を期待できたり、天候の影響を受けなかったりするメリットもあるのです。
その反面、参加者が商品を手に取れなかったり、プル型営業になってしまったりするデメリットがあります。
オンライン展示会には、リアル展示会にはないさまざまなメリットがあります。この章では、オンライン展示会のやり方を紹介します。
オンライン展示会の開催の流れは、以下の通りです。
どのような展示会を開催するのか内容を決めます。来場者の業種や職種・来場者数などを想定して、来場者の興味を引けるコンテンツを作成しましょう。
来場者を集めるための告知をおこないます。告知用のホームページを作成して、Web広告やメールでオンライン展示会について発信しましょう。
オンライン展示会のWebページがきちんと動作するか、事前テストを入念におこないましょう。
通信トラブルなどが発生したときのためにトラブルに対応できる担当者を配置しましょう。そして、開催後に自社サービスの案内メールを送信するなどアフターフォローをおこなうと、オンライン展示会の効果をより高められます。
これまでオンライン展示会システムのやり方を解説しました。この章では、オンライン展示会システムの主な機能を説明します。
オンライン展示会システムの主な機能は、以下の通りです。
オンライン展示会システムによって搭載されている機能は異なります。オンライン展示会を効果的におこなうためにも、搭載されている機能を確認して選びましょう。
動画配信機能とは、オンライン展示会の来場者に動画を配信する機能です。
動画をWebページで再生できたり、外部の動画サイトへ移動できたりします。また、あらかじめ録画した映像を配信するだけではなく、リアルタイムの映像を配信することも可能です。
オンライン展示会はバーチャルで開催するため、来場者に商品・サービスを手に取ってもらえません。しかし、動画配信機能を活用すればサービスの魅力を十分に伝えられるのです。
チャット機能とは、来場者とチャットを通じてリアルタイムでコミュニケーションを取る機能です。
オンライン展示会は来場者と対面で会話できません。来場者がサービスに疑問や興味を持っていても、リアルタイムで質問できなければ興味は薄れてしまうでしょう。
しかし、チャット機能を活用すれば、来場者の疑問をリアルタイムで解消できます。また、商談もおこなえるため契約につながるチャンスを逃さないのです。
登録フォーム作成機能とは、来場者に自身の情報を入力してもらうフォームを作成する機能です。
オンライン展示会は、当日に開催して終わってしまうと、高い効果が期待できません。成約につながらなかった見込み顧客を放置してしまうからです。
オンライン展示会で成約につながらなかった見込み顧客であっても、獲得した情報をもとにアプローチすれば、顧客へと育成できる可能性があります。オンライン展示会後もメールマガジンを送信して、興味を持たせられるのです。
視聴ログの解析機能とは、来場者の視聴ログを確認できる機能です。
来場者がどの情報に興味を持ったのか、どの時間閲覧したのか、どの来場者がサービスに興味を持ったのかがわかります。来場者の「誰」がサービスの「どこ」に「どれぐらい」興味を持ったのかがデータとして把握できるのです。
視聴ログを解析すれば、高い関心を持っている見込み顧客にアプローチしたり、今後の営業活動で使用するコンテンツを充実させたりできます。
名刺交換機能とは、オンライン上で来場者と名刺を交換する機能です。
オンライン展示会では、リアル展示会のように対面で名刺交換ができません。名刺はビジネスにおいて重要な資産であり、名刺交換できないことは貴重なビジネスチャンスを逃すことになってしまうのです。
しかし、名刺交換機能を活用すれば、来場者とオンライン名刺を交換できます。来場者がオンライン名刺を持っていない場合も簡単に作成できるため、安心です。
この章では、おすすめのオンライン展示会システムを一つずつ順番に紹介していきます。
紹介するオンライン展示会システムは、以下の通りです。
これより順番に特徴などを紹介していきます。
「meet × meet」は、株式会社大伸社が提供するオンライン展示会システムです。来場者が使いやすいデザインが特徴で、満足度の高い展示会を実現できます。
主な機能は、以下の通りです。
また、料金プランは4つ用意されており、開催するオンライン展示会の規模に応じたプランを選べます。
「DX EXhibition」は、三浦印刷株式会社が提供するオンライン展示会システムです。AIやVR・ARなどの最新技術を利用できる点が特徴で、来場者はリアルに近い疑似体験ができます。
主な機能は、以下の通りです。
開催するオンライン展示会に応じてさまざまなプランが用意されています。問い合わせ後にもらえる資料に最新のプランが記載されているため、興味がある方はぜひ問い合わせてください。
「WebEXPO Master」は、株式会社システムズナカシマが提供するオンライン展示会システムです。チャットボット機能が搭載されている点が特徴で、チャット履歴を確認すれば、来場者が何に興味・疑問を持ったのかを把握できます。
主な機能は、以下の通りです。
また、料金プランはブースの数によって異なります。単独の展示会を開催する場合は月額11,000円で利用可能ですが、初めて利用する際は環境構築費用として55,000円が別途必要です。
「EventHub」は、株式会社EventHubが提供するオンライン展示会システムです。オンライン展示会の登録案内からアンケートまで、顧客とのコミュニケーションをEventHub上ですべて管理できる点が魅力でしょう。
主な機能は、以下の通りです。
料金プランの確認には、問い合わせが必要です。興味がある方は、公式サイトからぜひ問い合わせてみてください。
「EventIn」は、株式会社ブイキューブが提供するオンライン展示会システムです。
臨場感あるイベントを演出できる点が特徴で、ロビーやカテゴリ・時間ごとにさまざまなイベントを開催できるため、来場者の興味を引き付けられます。
主な機能は、以下の通りです。
料金プランの確認には、問い合わせが必要です。興味がある方は、公式サイトからぜひ問い合わせてみてください。
本記事では、オンライン展示会システムの主な機能やおすすめのサービスを紹介しました。
オンライン展示会システムによって搭載されている機能が異なるため、理想のオンライン展示会を実現できる機能が搭載されているものを選んでください。
ちなみに、当社大伸社ディライトでは「オンライン展示会を成功に導くポイント」を解説した資料を提供しています。
これからオンライン展示会の開催を検討している方は、ぜひ資料をダウンロードしてみてください。