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オンライン展示会プラットフォーム11選を比較!メリットやデメリットを紹介

2021年08月26日

コロナ禍で、多くの企業がリアル展示会からオンライン展示会へと移行しています。
しかし、「オンライン展示会とはどんなものだろう」「どのプラットフォームを使えばいいのだろう」と迷われている方も少なくありません。

そこで今回の記事では、オンライン展示会の種類、メリットやデメリット、機能に加えて、おすすめのプラットフォーム11選を紹介します。

様々なオンライン展示会の費用や機能を比較することで、自社に合ったツールを見つけるヒントになるので、ぜひ参考にしてください。

オンライン展示会とは?

オンライン展示会とは、インターネット上で開催されるプロモーション活動の場です。これまで展示会は、展示場やイベントスペースで自社の製品PRや人脈作りをすること目的に行っていました。

しかし、ITが普及しソーシャルディスタンスが必要とされる昨今において、場所をオンラインに変えて展示会を開催するようになりました。

オンライン展示会はバーチャル展示会とも呼ばれ、場所を問わず開催できることから、今や世界中で規模や業種を問わず数多く開かれています。

オンライン展示会の種類

 

オンライン展示会には、合同型と単独型の2種類があります。

まず、合同型のオンライン展示会は、主催者が用意したプラットフォームに複数の企業が出展するタイプです。単独で開催するよりも集客力がアップし、出展の負担が軽減されやすいという利点があります。

オンライン展示会への出展が初めての場合、コンテンツの構築からPRまでが主催者に委ねられるので、障壁が少ないといえるでしょう。

一方、競合他社や大企業の出展の中に埋もれてしまい、ユーザーに見つけてもらいにくいというデメリットがあります。また、プラットフォームのデザインやコンテンツが画一的なため、個性を出しにくくブランディングが難しいという点も挙げられます。

その点、単独型のバーチャル展示会は自由度が高く、デザインや世界観を統一しながら自社製品のアピールが可能です。

自社しか出展していないので、プラットフォームを訪れるユーザーは、自社製品やサービスを知ることを目的に訪れます。従って、競合他社を気にすることなくPRできるでしょう。

しかし、オンライン展示会を開催するまでのマーケティングや宣伝活動、集客も自社のみで行う必要があります。

広告の打ち出し、オンライン展示会のタイムスケジュールの組み立て、ウェビナー動画の作成、当日のトラブル対応など、検討すべきことは多岐に渡ります。

従って、バーチャル展示会のノウハウが社内に蓄積されていなければ、金銭的負担は莫大にかかる可能性があるでしょう。

オンライン展示会プラットフォームを使うメリット・デメリットとは?

オンライン展示会プラットフォームを利用する際のメリットとデメリットを、リアル展示会と比較しながらそれぞれ解説します。

メリット

 

メリットとして、開催するにあたってコストや準備の工数を軽減できる点が挙げられます。リアル展示会では、ブースの設置や装飾、当日の運営スタッフの手配だけでなく、企画立案から当日まで担当者がかかりきりになってしまいます。

その点、オンライン展示会プラットフォームを活用すれば、物理的なセッティングは必要なくなるため、コンテンツ作りに注力できるでしょう。

また、オンライン展示会プラットフォームに搭載されているコミュニケーション機能で、リード獲得が容易になるというメリットもあります。チャットでユーザーと会話したり、資料ダウンロードを促したり、バーチャル名刺交換機能でアフターフォローをしやすくなったりします。

さらに、オンライン展示会プラットフォームの最大の利点として、場所を問わず開催できる点が挙げられるでしょう。リアル展示会では、アクセスできる人が限られますが、バーチャル上では世界中のどこからでも参加可能です。

デメリット

 

オンライン展示会プラットフォームのデメリットとしては、ノウハウがなければコンテンツ作成やプラットフォームの操作に手間がかかるという点が挙げられます。

さらに、リアル展示会とは異なり、ユーザーが製品を直接触れられないというデメリットもあります。触感や香りなど、五感にアプローチする製品の場合、PRが難しい可能性があるでしょう。

そこで、効果的に製品をアピールするには、魅力的なコンテンツ作りが必要です。しかし、コンテンツ作成に慣れていなければ、ユーザーは飽きてしまい離脱率が上がる恐れがあります。

バーチャル展示会は参加しやすいというメリットがあるものの、内容がつまらなければ簡単に離れてしまうからです。しかし魅力的なコンテンツ作りを目指して、3DCGや動画といったリッチコンテンツばかりを企画してしまっては、コストがかかり過ぎてしまいます。

静止画や商品ページへのリンク設置、生配信のウェビナーなどを盛り込み、費用対効果を意識して企画しましょう。

オンライン展示会プラットフォームでできること

次に、オンライン展示会プラットフォームの機能を紹介します。ツールによって提供機能や特色は異なりますが、ここで紹介する機能は、どのツールにも一般的に搭載されています。

  • 事前登録フォームの自動生成
  • 動画配信
  • ウェビナーやプライベートカンファレンス開催
  • オフラインとオンラインの同時開催
  • チャットや問い合わせフォーム
  • ログ解析

では、それぞれ詳細を見てみましょう。

事前登録フォームの自動生成

 

ユーザーがオンライン展示会に参加するために入力する、事前登録フォームを自動生成する機能です。氏名や社名、メールアドレスなどを入力するフォームを自動で作成できます。

登録フォームに記載された情報は、当日だけでなく今後のマーケティング活動において重要なデータとなります。

収集したメールアドレスに、メールマガジンの配信やアフターフォローの連絡を入れることができ、リード育成に活用できるからです。

動画配信

 

動画配信は、ZoomやYouTubeといった外部配信ツールと連携して、動画を配信する機能です。例えば、事前に製品紹介の動画を作成してYouTubeにアップロードし、オンライン展示会プラットフォームに埋め込んでおけば、ユーザーに視覚的にPRできます。

さらに、ZoomやYouTubeの配信機能を活用し、当日訪れたユーザーに向けて生配信をすれば、コミュニケーションを取りながら製品紹介が可能です。

ウェビナーやプライベートカンファレンス開催

 

オンライン展示会を企画する際、タイムスケジュールにウェビナーやプライベートカンファレンスの時間も組み込んでおきましょう。

この2つは、ユーザーを惹きつけるために有効な手段です。

オンライン展示会プラットフォーム上で、製品情報を発信するウェビナーを開催し、リードを獲得します。

また、製品に関心が高そうなユーザーには個別に話せる場を設けるために、プライベートカンファレンスを行いましょう。リード育成に役立ち、アフターフォローを行いやすくなるためおすすめです。

どちらもユーザーとのコミュニケーションを活発にするのに役立つツールなので、適宜取り入れましょう。

オフラインとオンラインの同時開催

 

リアル展示会をオンラインで同時配信するハイブリッド型の展示会も人気です。オンラインで同時開催する機能があれば、入場制限のため当日現場に来れないユーザーにもアプローチできます。

また、リアル展示会を訪れた企業担当者が、帰社して上司に製品情報を伝える際に、現場に来ていない上司にも共有できるツールがあればアフターフォローに非常に便利です。

オフラインではソーシャルディスタンスを保ちながら、オンラインでも営業活動で使えるため、効果の高い機能といえるでしょう。

チャットや問い合わせフォーム

 

チャット機能や問い合わせフォームも、顧客とコミュニケーションを取り信頼を勝ち取るために有効な手段です。関心の高いユーザーにアプローチでき、アフターフォローにも活かせます。

さらにオンライン名刺サービスを導入すれば、チャットで名刺交換ができ、顧客データの蓄積に役立ちます。

オンライン展示会では顔を合わせた会話が難しくなりますが、チャットや問い合わせフォームを設置し商機を掴むことが大切です。

ログ解析

 

ログ解析は、オンライン展示会プラットフォームならではの機能といえるでしょう。アクセスしたユーザーがどのコンテンツにどれくらい滞在し、次は何を閲覧したか動線を追うことができます。

オンラインだからこそ細かな行動分析が可能で、リアル展示会でここまでの分析は難しいでしょう。

ログ解析はリアルタイムに把握でき、行動分析だけでなく属性やログ情報も取得できます。関心のあるユーザーの特徴を把握すれば、今後のマーケティング活動に使えます。

また、事前登録フォームを使えばあらかじめユーザーの属性が把握できるため、魅力あるコンテンツ作りに活用可能です。

オンライン展示会プラットフォーム11選

オンライン展示会プラットフォームを11選紹介します。自社ニーズや特徴に合わせて、どのツールがぴったり合うか比較してみてください。

【合同型と単独型のどちらも可】meet × meet

 

meet × meetは、合同型・単独型を問わずにバーチャル展示会を開催できるプラットフォームです。大規模から小規模まで、さまざまな企業の集客に対応しています。

また、出展ブースにいる担当者の顔を表示できるのが特徴です。さらに、現在訪問中のユーザー数が表示されるなど、展示会場が活気づくための仕組みづくりがなされています。

【大規模もOK】WEB EXPO Master

 

WEB EXPO Masterは、小規模から大規模までサイズを問わず展示会を開催できるツールです。合同型や単独型のどちらにも活用できるでしょう。

動画やウェビナー配信、チャットボットでコミュニケーションが取れるだけでなく、ログ解析でアフターフォロー機能も利用できます。

簡単に操作できる点も特徴の1つで、ブースレイアウトの変更や同一画面で複数の製品紹介など、管理者向けダッシュボードで直観的に操作可能です。

ZoomやTeamsといったウェブ会議システムとも連携があり、展示会中の商談の機会も逃しません。

【大手企業も導入】デジ展®

 

デジ展®は、P&Gや三菱倉庫、MBSなど、大手企業も導入しているツールです。120年以上の歴史あるブランディング企業が提供しており、来場率や商談率アップに貢献しています。

事前エントリー受付、複数会場の対応、会場アナウンス、行動履歴、招待メール配信、チャットなど基本的な機能を搭載。展示会だけでなく、商談や学校説明会、社員教育にも活用可能です。

管理者用の画面では、機密情報を競合他社に漏れるのを防ぐブースアクセス権限設定機能もあり、ユーザーは安心して出展可能です。

デザインもシンプルでわかりやすいため、ユーザーにとって余計なストレスを与えないのも特徴的です。

【新卒採用イベントにも】そのまま展示会

 

そのまま展示会は、最先端のVR技術と3DCGのバーチャル技術を使ったプラットフォームです。

ライブ配信、動画や写真、オブジェクトVRといったリッチコンテンツでユーザーを魅了しながら、リードを獲得します。

ダッシュボードでは訪問者や名刺交換数、チャット利用数が把握でき、リード情報は個別に出展企業に提供されるため、データ蓄積が可能です。

ハイクオリティのコンテンツをユーザーに表示でき、ブランディングにも役立ちます。

これまで、「バーチャルコンクリートテクノプラザ」「ジャパン建材オンライン展示会」、大学生向けの「新卒採用EXPO」にも活用されました。

【多様なブースから選択】DX Exhibition

 

DX Exhibitionは、リアル展示会をオンラインに拡張し、予約制にしたショールーム型の展示ブースで、アバターコンパニオン機能を活用できます。まさにニューノーマル時代にぴったりの展示会で、ユーザーの注目を集められるでしょう。

オンライン展示会をサポートするCMSも導入でき、出展企業やユーザー登録情報などの一括管理が可能です。1,000社以上の大規模展示会にも対応しており、面倒な顧客管理業務の効率化が期待できます。

異なる業種で多数の実績があり、多様なブーステンプレートから理想のオンライン展示会構築が実現できるでしょう。

【セキュリティ万全】virtual event

 

virtual eventは、Microsoft Azureをベースに構築されていて、安全性に自信のあるオンライン展示会プラットフォームです。

実装スピードも速く、短期間で開発できる点も特徴の1つです。また、ブラウザで操作できるので簡単に構築できます。

展示会や見本市だけでなく、音楽やスポーツイベント、社内イベント、物産展、協賛型イベントも活用シーンとして想定されています。

ウェブ会議連携やログ取得といった基本的な機能はカバーしており、アバターやオブジェクト制作、3D空間構築も実現できます。

【VR技術を活用】エアメッセ(Airmesse)

 

エアメッセは、VR展示ブースに自由に装飾できるという特徴があります。例えば、展示パネルや展示物、動画再生やECサイトリンクなど、リード獲得に向けた機能が備わっています。

事前に3DCGで制作した標準スタイルのVR展示ブースを活用できるため、製作費をかけずに安価で出展できるという点も特徴の1つです。

出展には、展示ブース利用か、360°カメラで撮影した写真利用かを選択できます。

見本となるショーケースも豊富にあり、コンピュータシステムや通信機器、建築やファッションなど、多ジャンルに及んでいます。

【データドリブン型】eventhub

 

eventhubでは、参加者や履歴データの管理や分析を徹底的に行える、データドリブン型の運営を実現できます。

人気のあるコンテンツやセッションが把握できるので、次の展示会開催やマーケティングに活かせます。

マーケティングツールや営業支援ツールとの連携もでき、展示会で取得したデータをインサイドセールスに簡単に活用できるのも特徴です。

ビジネスマッチング機能では、リードや出展社が自動レコメンドされるため、お互いのエンゲージメントを高めながら出展可能です。

MicrosoftやSlack、SalesforceやNewsPicksなど、大手や有名企業にも導入されていて、今話題のツールといえるでしょう。

【交流ラウンジ設置】DMM [SHOWBOOTH]

 

DMMオンライン展示会は、1on1のビデオ通話やチャット、交流ラウンジが特徴のプラットフォームです。リアル展示会に負けないくらいのコミュニケーションを顧客と取ることができます。

交流ラウンジやビデオ通話では、無駄を省いて本題に入りやすいので効率よく営業活動が行えます。

展示会によっては、最終日に打ち上げ会場も設置されており、オンライン上で他のユーザーと気楽に交流しながら連絡先を交換可能です。

オンライン展示会以外にも、講演会、フィットネス、音楽ライブ、試写会など幅広く活用できるのも特徴として挙げられます。

【3D空間で偶然の出会い】VRmillion

 

バーチャル展示会

VRmillionは、リアル展示会のような没入感溢れる体験をオンライン上で提供できるプラットフォームで、偶然の出会いが期待できます。

インフラ設備だけでなく、会場やブースのテンプレートから自由に選び、簡単にオンラインで展示会の開催が可能です。

ユーザーは3D空間を自由に歩き回りながら体験でき、ブース付近では動画音声が聴こえてきたり、他のブースの賑わいを感じ取ったりしながら会場を回遊できます。

展示会だけでなく、社内イベントの事業計画発表会や技術紹介イベントでも活用されています。

【一体感を演出】NEUTRANS

 

NEUTRANSは、リアルさえも超えた一体感のあるコミュニケーションを提供するオンライン展示会プラットフォームです。リモートという距離の障壁を乗り越え、3D空間上で想像以上のコミュニケーションが可能です。

VR技術を駆使して3Dモデル、360°画像、動画共有、PDFダウンロードなどさまざまな機能を搭載しています。

活用事例の幅は広く、内閣官房とのVR会議、医学講習会、アバターコミュニケーション、バーチャルオフィスなど、自社のニーズやアイデア次第です。

バーチャル技術を駆使した展示会を開催したい場合、ぜひ問い合わせてみてください。

オンライン展示会プラットフォームを選ぶときの注意点

最後に、オンライン展示会プラットフォームを選ぶ際、どのような点に注意すべきか解説します。

想定来場人数に対応しているかチェック

 

まず、想定している規模に対応しているツールであるかどうか確認が必要です。数千人単位の大規模対応だけでなく、1on1とプライベートで商談設定ができる機能があるか、チェックしましょう。

プラットフォームによっては、来場者数によって価格が変わるタイプもあるので、料金体制も合わせて確認してください。

使いたい機能があるかチェック

 

希望するオンライン展示会プラットフォームに、自社のニーズに応える機能があるかチェックしましょう。

例えば、VRや3DCGを駆使したリッチコンテンツ、ZoomやYouTubeとの連携機能、交流スペースなど、各プラットフォームならではの機能を見る必要があります。

プラットフォームを選ぶ前に、何をどうやってユーザーにアピールしたいか、おおよその検討をつけてからツール選びを始めるといいでしょう。

対応デバイスを事前にチェック

 

パソコンやタブレット、スマートフォンでアクセスできるマルチデバイス対応か確認が必要です。

実際にオンライン展示会を訪れると、操作が重くなり動きが遅くなることもあるので、快適に使用できるかどうかをデバイスごとに確かめておきましょう。

VRを使ったリッチコンテンツを提供する場合は、ハイクオリティのまま再現できるプラットフォームを選ぶとベターです。

オンライン展示会プラットフォームで新たなビジネスチャンスを掴もう

オンライン展示会プラットフォームは、コロナ禍において新たなビジネスチャンス創出が期待できるツールの1つです。

リアル展示会ではコストがかかりすぎてしまい、出展料の捻出が難しかった企業でも、比較的安価に出展が可能です。また、展示会当日も、リアル展示会のようにブースに1日中滞在する必要がないため、担当者の負担が軽減します。

この機会にぜひオンライン展示会プラットフォームを活用し、新規リード獲得につなげましょう。

初めてのオンライン展⽰会を成功に導く3つの成功ポイント

初めてのオンライン展⽰会を成功に導く3つの成功ポイント

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資料内容/ポイント

  • オンライン展示会を成功させるために必要な「マーケティングスキル」「クリエイティブスキル」「システム構築スキル」の3つのスキルについて解説します。
  • 3つのスキルをコーディネートして、オンライン展示会を効率よく推進するコツを紹介。実際に成功に導いた事例も合わせてご紹介します。
  • 初めてオンライン展示会を推進される担当者さまや、前回うまくいかなかった担当者さまは、ぜひご一読ください。

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