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まだまだ使える?Facebook広告の可能性(※活用施策紹介あり)

2018年06月11日

Facebookの広告といえば、従来はインフィードで画像・動画を掲載+テキストといったタイプが主流でしたが、徐々に広告手法も多様化しており、1回の広告でよりパフォーマンスを出す様々な手法が出てきています(カルーセル広告※1、カスタムオーディエンス※2など)。一方で、劇的に広告内容も変わったのか?といえばそういうわけでもないようです。リンククリックやCVを目的としたダイレクトレスポンス広告、いいね/ファン獲得を目的としたブランディング広告など、ある程度パターン化されています。こうした中で、もう少し変わった使い方や新たな手法は無いのかといったことを考えていらっしゃる方も多いと思います。そこで今回は新たなFacebookの活用案としてユーザーセグメント機能を使った活用案をご紹介します!

ユーザーの購買パターンを検証する手段として活用

Facebook広告の一番の特徴である【セグメントの細かさ(地域・年齢・性別・言語その他のユーザー層)】に焦点を当てた施策についてご紹介します。
 
新たな戦略商品を作り、ある程度のターゲットシナリオ(どういった課題を持っているユーザーに対して何を提示して興味を持ってもらうのか・行動してもらうのかなど)は決まっているものの、本当に成果が出るのかは分からない、いきなり多額の広告予算やマーケティング予算を投下するのは少しリスクがあり踏み出せない、安い費用で有効なシナリオを導くためのテストを行いたいといった悩みは多いのではないでしょうか?
 
そんな時にFacebookのセグメント機能を活用し【シナリオと戦略商品とユーザーシナリオが一体どの地域の何歳くらいの方に興味を持ってもらえるのか】を導き出すことが出来ます。具体的には、次のような手順で行います。

①ユーザーシナリオに沿った広告クリエイティブの制作(複数の有効と考えられるシナリオに沿って制作)
 
②(場合に応じて)広告クリエイティブパターンの複数案制作
 
③ターゲット地域と男性/女性の選定+年齢別での出稿
 
④出稿開始(1カ月程度)→リンククリック数を中心に計測
 
⑤セグメント別に数値を観察し、リンククリックの多かったものを有効な購買パターンとして他施策へと展開
(例:〇〇のシナリオでAパターンのクリエイティブは〇〇歳の年齢層に有効)

手順としては通常の広告出稿に近いですが、以下のようなメリットが挙げられます。

①ユーザーシナリオから検討することで他の施策に展開しやすい

ユーザーシナリオ×年齢別の検証となるため、目の前の売上に関してだけでなく、今後予定しているキャンペーンや施策のテストマーケティングとして活用できることと、リンククリックで測ることから他の要素の邪魔が入らないことから(コンバージョンで測った場合、ランディング先のクリエイティブや内容が悪かった可能性もある)、より深さのある仮説が立てられるようになります。

②ランディングページのABテストと異なりしっかり年代別での検証が出来る

クリエイティブAは〇〇才、クリエイティブBは〇〇才の反応が良いといった形で、ランディングページのように二者択一ではない複数の成果が出る可能性のある仮設が立てられます。

③予算投額が抑えられ、且つダイレクトレスポンス広告としても継続して活用できる

一定数のCV担保するには予算投下額もある程度はかかりますが、各年齢に均等に一定数のインプレッションさせリンククリック数で測っるため10万単位での少額からテストを走らせることが可能です。

これからの成功のカギは戦略×コンテンツ

重要なのは手法に惑わされず何を解決したいのか(戦略)、そのための他社がやっていない新たな企画やコンテンツはないのかといった両方を考え抜くことです。
 
大伸社ディライトでは今回紹介した施策だけでなく、戦略に基づく新たな枠組みの構築、コンテンツとの掛け合わせによる成果導出に向けた総合的な支援を行っています。
 
興味を持って頂いた方、集客増加、売上増加に向けた新たな手法を検討している方はぜひご相談ください

 

※1)カルーセル広告・・・複数の写真をスライド形式で見せるキャンペーンにも効果的な広告
※2)カスタムオーディエンス・・・顧客データをFacebook上の登録情報と照合し、その結果を活かしてターゲット設定を行う精度の高いターゲティング機能

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荻田 勝也

コンサルタント

荻田 勝也

デジタルマーケティング領域における戦略策定から施策実行までのプロジェクトマネジメントを担当。 ビジネス成果の貢献に向けて、既存の枠に捉われない新たな枠組みや仕掛けを考え・実現していきます!

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