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大学広報視点でのFacebookリノベーション

受験生、在学生、保護者、卒業生、企業関係者…とステークホルダーが多く、それぞれの層にファンを増やしたいと考える大学様にとって、Facebookは欠かせないソーシャルメディアとなっています。

Facebookは、
●一定のユーザー母数が存在していること
●オープンなプラットフォームでありながら、プロフィールが実名登録されており炎上が起きにくいとされていること

上記の理由から、すでに多くの大学様が広報メディアの一つとして取り入れるようになっています。

ただFacebook運用も満足した形で継続して実施出来ている大学様は少ないのではないでしょうか。また運用がうまくいかず、『Facebookは今となっては時代遅れ(今から手をつけても遅い)になっているから、新しいプラットフォームを活用する、新しい施策やった方が良いのでは?』と考える方も多い事でしょう。

思い切って新たな施策を実施していくといった取り組みも良いのかもしれませんが、目的が明確で無い施策はまた同じ失敗を繰り返す可能性もあります。今回は一般的にやや『使い古された』イメージの強いFacebookを、新たな切り口からリノベーションしていくための方法をご紹介します!

1.目的と目標(KPI)の明確化

【ファンになっていただく】、【ユーザーとの繋がりを強め期待値を醸成する】といった抽象的な目的のみでは、何を実施すれば達成なのかが見えづらくモチベーションの維持と学内の承認を得ることが難しくなってしまうことがよくあります。
そのため『保有しているサイト(公式サイト/入試サイト/特設サイトなど)へのFacebook経由の流入数増加』、『Facebookのファン数の増加』、『エンゲージメント率』といった数値で図れる指標の設定によって関与者の方以外の方も『Facebookが有効に使えている状態』であることを関与者以外の方にも分かっていただくことが継続にも繋がります。

2.アカウントの人格確立

何人もの方が運営に携わる、もしくは運用されていた方が変更になるとよく見受けられるのが、投稿によって人格が変わってしまうことです(例:軽い話し言葉の投稿の次に急に説明的な投稿になる、Webサイトや引用リンクを貼ったのみの投稿になってしまうなど)。SNSは双方のコミュニケーションのため、相手からすると違和感を覚えてしまい、エンゲージメントの低下にも繋がります。そこで他校や企業アカウントを分析しつつ『自分たちの発信するポジション』を確立し担当者のコミュニケーションの姿勢(情報発信の姿勢や頻度、返信への態度など)や、発信する内容の方向性(大学のイベントに関する情報か、プロジェクト中心かなど)などを検討することが大事です。

1003 人格形成

3.単純流用よりもFacebookならではコンテンツを

学内にある情報をそのまま流用、もしくはNEWSのリライトやリンク貼り付けのみといったサイト内情報の流用になると『必要な情報はWebを見る』となってしまいます。Facebookのタイムラインでは、情報は流して読む(見る)状態ですので『目に留まる』必要があります。そのため大学の日常の空気感が伝わるトピックスとかつぶやき、目に留まりやすい写真の投稿も行っていきましょう(写真の場合、作りこみ過ぎると逆に敬遠されてしまうおそれもありますので留意ください)。
※参考: 海外事例に学ぶ、大学広報のInstagram活用例

4.Facebook広告を活用して大学ブランディングを推進

投稿のみでは魅力訴求は出来ても認知拡大は大きく見込めません。今後ファンになる可能性のある潜在的なユーザーに対しては広告も有効です。Facebook広告は少額からも開始できますし、セグメントを細かく切ってアプローチしたい方に絞った配信が可能です。
新たに広告用のネタを考えればベストですが、例えば自然投稿で反応の良かった投稿をそのまま広告へ活用するといったこともできます。
また学生の名簿やOB・OGの情報などをお持ちであればFacebookの利用者データを照会することで、Facebookを利用している顧客を見つけ出しそのユーザーにアプローチすることも可能です※顧客データはハッシュ化されて照合されるのでセキュリティ上安全です。

Facebook

Facebookの有効活用に関して1~4のプロセスで書いてきましたが、一気に行う必要はありません。出来る部分から実施し徐々に数字を伸ばし成功パターンが実行していけば見えてくるはずです。そこで数値の成果が出れば更に伸ばしていくための予算獲得にも貢献できるでしょうし、基盤となるWebサイトの最適化にも繋がります。
今一度、Facebookの運用や投稿内容を見つめなおし、大学の魅力を醸成していきましょう!

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