2025年12月18日更新
こんにちは、大伸社ディライト 営業の楠本 嵐です。
「採用してもすぐに辞めてしまう」「組織の一体感が薄れている」 そんな課題に対し、単なる待遇改善や採用サイトのリニューアルだけで解決しようとしていませんか?
この度、弊社は南海電鉄様・WeWork様と共催で、HRDesignNight #1 「これからの人材戦略を考える:企業文化を可視化する重要性 〜企業文化をデザインする〜」を開催いたしました。
本イベントでは、70年以上の歴史を持つ企業の視点から見えた「人が辞めない組織づくり」のヒントとなるセミナーと、実際に手を動かして相互理解を深める「具体的な事例を用いたセミナー」「アートを活用したチームビルディング」を実施しました。
本記事では、当日の様子と、なぜ今「企業文化の可視化」が重要なのか、そのポイントを詳しくレポートします。
第1部では、弊社クリエイティブディレクター/UXデザイナーの福井大樹(HCD-Net認定 人間中心設計専門家)が登壇。「企業文化を軸にした人が辞めない組織づくり」をテーマにお話ししました。
採用や定着に課題を感じたとき、多くの企業は以下のような施策に走りがちです。
これらはもちろん重要ですが、今回のセミナーでは「実はそこが最初に取り組むべき課題ではない」という視点を提示しました。
私たちが提唱するのは、小手先の施策ではなく「企業文化の可視化」です。
文化が可視化されていない状態でツールだけを磨いても、ミスマッチは防げません。 セミナーでは、実際に企業文化を起点として「インナーブランディング」「採用サイト設計」「文化継承プロジェクト」に取り組んだ3つのリアルな成功事例をご紹介し、文化を戦略的にデザインする方法論をお伝えしました。
講師:福井大樹
企業の価値を可視化する、クリエイティブディレクター/UXデザイナー
2023年にHCD-Net認定 人間中心設計専門課を取得。


撮影場所:WeWork Namba SkyO 共用エリア
第2部では、参加者の皆様に「Artbar(アートバー)」によるチームビルディングを体験していただきました。
今回のテーマは、ピカソの「キュビズム画法」を用いた自画像ワークショップです。 「なぜビジネスの場でアートなのか?」と思われるかもしれません。しかし、ここには組織課題を解決する重要な仕掛けがあります。
このチームビルディングでは、普段の業務では見えづらい「個人の価値観」や「多面性」がアートとして視覚化されます。 参加者からは、「普段大人しい人が大胆な色使いをしていて驚いた」「言葉だけでは伝わらないその人の個性に触れられた」等といった声が挙がりました!

撮影場所:WeWork Namba SkyO 共用エリア
今回の「HRDesignNight」では、企業文化を可視化することの重要性と、それを浸透させるためのワークショップの有効性を体感いただきました。
これらは、これからの人材戦略において強力な武器となります。
大伸社ディライトでは、今回ご紹介したような「採用・人材定着ブランディング」から、社内の一体感を高める「チームビルディング」の実施・運営も一貫して支援しています。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

プロデューサー
楠本 嵐前職はTo C向けの地域情報・カルチャーを発信するメディア社にて広告営業に従事。メディアとの連携施策に関する知見とマーケティング戦略を掛け合わせ、効果最大化を図る為の手法を数多くご提案致します。