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現場の熱量を顧客視点で転換、ステークホルダーとの共創空間をコンセプトから設計

CLIENT : 横浜環状公田ICJV工事事務所

空間デザイン

ブランディング

  • 現場の熱量を顧客視点で転換、ステークホルダーとの共創空間をコンセプトから設計

背景/課題

ありきたりなインフォメーションルームではなく、地域の方と一緒に創るコミュニティの場にしたい!

お二方のご業務と、当社にご相談頂いた背景についてお聞かせください。

-発注者との窓口として工事を進めていくだけでなく、地元の自治体への説明などの窓口も担っています。そのため現場としての方向性を発注者へ提示していくといった双方向のコミュニケーションも行っています。我々は相手の立場にたって、発注者地元や建設業の働いている人たちと一緒にモノづくりをしていこうといった想いがあります。そのため今回のインフォメーションルームも自分たちが発信したいことを伝える場ではなく、この地域に住み生活をしている方々が興味ある事・ワクワクする事ってなんだろう?ということを主眼に置いてプロジェクトを検討していました。(森居氏)

ただ伝えたい事や想いがありすぎて、何を伝えれば興味を持ってもらえるのかの整理がとても難しかったです。そのため私たちの想いをくみ取っていただきながら、地域の皆様へ伝わりやすいように整理して発信してくれるパートナーが欲しかった。その候補として大伸社ディライトさんへお声がけさせてもらいました。(白浜氏)

-ありがとうございます!当社も初めてお話を頂いた時にはどうまとめていこうか?というのを迷っていました。ただ現場に実際に足を運んでお二方から直接お話をお伺いできたことで徐々にプロジェクトの骨格と整理するためのコンセプトが見えてきました。

施 策

想いをキービジュアルに集約。ターゲットに応じた様々な表現案を提示しながらも一貫性を失わない空間に

-その後、施設名称・ロゴデザイン・空間デザイン・施設内展示・動画などご提案させていただきました。その過程や制作物について の評価はいかがですか。

-まずは初期のアイデアラッシュの段階で、こんなにいろんな切り口があるんだ!と驚き、ワクワクするような場所になるかもと期待感を持つことが出来ました。その後も施設名称【よこかんみなみつなぐルーム】とロゴデザインまで作って頂くことで、各アイデア にまとまりが出たため『どうすればこのターゲットの方々に想いを届けられるか?』といった議論に集中できたと考えています。(白浜氏)

⇒はい、今回のアイデアのポイントは「自分から情報を取得しに行きたくなる、体験型インフォメーションルーム」でした。ただ情報を羅列するのではなくワクワクした体験ができるように、というご要望があったので、仕掛けと見せる情報のアウトプットは弊社でも特にこだわったポイントでした。

高速道路の工事という固い印象のあるお仕事をわかりやすく伝えることを優先するために装飾・パネル・模型展示などインフォメーションルームではよく用いられる手法を用いました。ただアカデミックな要素を加えた体験型の楽しめる施設装飾・コンテンツを精査することで『分かりやすさ』と『面白さ』を両立させました。

ちなみに弊社のプランナーが気に入っているのはQ&Aです!普段何気なく知ったつもりになっている高速道路のあるあるについて、「確かに気になる!」「そういえば詳しくは知らないかも」と思ってもらえる情報をチョイスしました。さらに、ただQ&Aとして情報を見せるのではない仕掛けで展開することで、ワクワク感を高める体験ができる展示になったと思っています。

-企画営業が全体をまとめ、プランナーがコンセプトを定義し、デザイナーが形にしていく、といった複数の職種がそれぞれの立場から役割を全うしていく当社スタイルが、今回のプロジェクトでも色濃く出たのでは と感じていますがいかがでしょうか?

そうですね、役割分担はすごくしっかりされていた印象です。具体的に言うと、相談したときの初動が一番早かったのは御社ですし、問い合わせ内容を教えてほしいといった形ではなく、プロジェクトに関しても前のめりで聞いてきてくれました。また年齢差があるディレクター・プランナーの方でも思ったことは言ってアイデアを深めていく姿勢は各役職へのリスペクトが感じると共に『モノづくりが好きなんだな!』と強く感じました(白浜氏)

私は提示したアイデアをそのまま形にするのではなく、時には根本的なところから立ち戻って考えようとしてくれていた所が印象的でした。ともにアイデアを 膨らませながら 実現してくれたので大伸社ディライトさんも『一緒にモノづくりをしていこう』といった今回の輪の中に入ってくれているイメージでした。(森居氏)

成 果

工事に関わる人達の想いや考えも変えていき、現場の存在感を上げていきたい

-インフォメーションルームが完成して間もないですが、どのような成果を感じておられますか。

まだ完成してすぐではありますが見学者の方から反応があったのは大きい成果だと思います。まずはいろんな評価をもらいながら、常に変わっていく場所にしていきたいです。(白浜氏)

請負工事であるためしっかり形にしていくのがミッションです。ただ今回の取り組みを通じて現場での付加価値を上げて、現場から提案しながら進められるような環境を創りたい。今後は発注の段階から一緒に入れるよう、発注者に対しても我々自身がパートナーになっていかないと現場と来館者を繋ぐ施設は完成しないと思うし、御社にはコミュニケーションデザインの会社として仕組み作りもお手伝い頂ければと思っています(森居氏)

interviewee

横浜環状公田ICJV工事事務所 大林組・東亜建設工業・大本組 特定建設工事共同企業体

※横浜環状南線公田インターチェンジ工事を実施するため組織された大林組を主とした企業共同体 

森居 正章様 白浜 夏子様

PROJECT MEMBER

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