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コロナウイルス状況下だからこそ取り組んでおきたい3つのインバウンド対策とは

2020年04月08日

大伸社ディライトにてインバウンド向けプロモーションのご支援をしております海野です。
世界的に蔓延しているコロナウイルスによる各国での渡航制限や外出自粛が続き、関係各社様に置かれましても甚大な影響を受けておられるかと思います。
今回はそのような状況も踏まえ、コロナウイルス拡大の現状下において訪日客集客に向けてどのように取り組んでいくべきか、施策のポイントをご紹介します。

インバウンド市場の現状と変化

コロナウイルスの影響により様々なイベントやプロモーションが中止・延期となる一方で、今後旅行需要を掘り起こす動きが活発化し、全世界で顧客獲得に向けたPR合戦が各地で行われていくと予想されます。観光庁も先月3月31日には地方の訪日客増加に向けた受入れ環境整備の補助金の公募を行うなどして、日本政府としても既にインバウンド需要回復に向けて動き始めています。

実際私たちの周りでも、多言語対応サイトの整備や、集客ツールの作成などの集客に向けた基盤整備に力を入れたい、といったお問い合わせを近頃よくいただくようになりました。

このような動きの中で、コロナウイルス終息後の集客を取り戻すため、現状どのようなインバウンド対策を講じていくことがのぞましいのでしょうか。

1)現状の見直し

訪日客が途絶えた今、現状のインバウンド施策を改めて見直すことができるタイミングでもあります。訪日客ターゲット選定は適切か、それらに対して最適な対策ができているか、またターゲットに合わせたコンテンツが提供できているかなど、今一度再考し、インバウンド対策の質を上げていくことが大切です。

また、提供しているコンテンツが果たして外国人目線で考えたときに刺さるコンテンツなのか、より刺さるようにするにはどうしたらよいかなど、コンテンツを磨き上げるということも集客の上では欠かせません。

そのためにもまずはしっかり現状分析を行うことが大切です。そしてそれらに基づき、ターゲット策定及びターゲットの行動から適した対策を考えるなどして、終息後の集客に向けて改めて戦略を練り上げていくことも一つの手ではないでしょうか。

 

2)情報発信の基盤強化

訪日外国人にしっかり情報を伝えるための基盤強化も重要な対策となってきます。訪日客が戻り始めてから情報発信体制を整えていては、集客の引き戻しに時間がかかってしまいます。

多言語情報発信ができるようWEBサイトの言語を追加したり、店舗の情報発信を強化するための施策(MEO対策)を取り入れていくなど、情報発信体制を徐々に強化していくことも、終息後の集客をスムーズに行うためにできる対策であると考えられます。

 

3)効果的な情報発信を

コロナウイルス終息後に向けて旅行客が旅先の情報を探すにあたり、情報発信を今から行っておくことは終息後の集客ブーストをかける上で非常に重要となってきます。情報発信の中でも、認知度向上に向けたコンテンツ情報や、安全性のアピールなどといった情報発信等を継続的に行うことは訪日客の信頼の獲得にも繋がってきます。

日本旅行が白紙となり、且つ自宅待機によりSNSやWebサイトに触れる時間が多いタイミングであるからこそ、外国人ニーズにあった情報を継続的に提供し、関心を惹きつけておくこともポイントとなってきます。

 

まとめ

コロナウイルス感染への不安を旅行客から直ちに払拭するのは容易ではなく、終息後もすぐに遠方へ旅行という流れよりも、国内や近場の国々への渡航といった形から徐々に旅行需要が回復していくと考えられます。日本の場合を考えてみると、近隣諸国である東アジアの国々から徐々に訪日客が戻ってくると同時に、各所での対東アジアの国々向けプロモーションが加速していくのではないかと予想されます。

そのためにもまずは情勢に合わせたインバウンド戦略、施策をしっかり練り、コロナウイルス終息後のインバウンド需要を素早く取り戻していけるようアクションをしかけていきましょう。

弊社では、インバウンド戦略策定に基づいた幅広いソリューションをご提供しております。更に詳しい内容や事例などをご覧になられたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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