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DTPの現場より[2] カタログデータの多用途展開例〜WEB、商品データベースetc.

2018年08月07日

ようやく完成したカタログ。そのデータは「改訂の時まで大切に保管しておくだけ」というのは、少し前までの話です。今ではWEBへの利用や、データベースに登録するなど、様々に活用されるのが一般的になっています(ワンソース・マルチユース)。大伸社ディライトのプロセスデザインチームでは、活用方法(用途)に応じたデータの最適化のノウハウを蓄積しています。

カタログの文字情報をエクセルへ自動書き出し

カタログの文字情報をテキストデータとして活用するケースでは、InDesignなどのカタログデータを開いて、必要な箇所をコピーして、ExcelやWordにペーストする方法でも可能です。ところが、ページ数が多いカタログなどでは、かなり手間のかかる作業になってしまい、人為的なミスも起こりやすくなります。そこで私たちはカタログデータ(InDesign)の必要な箇所をテキストデータとしてExcelへ移行するプログラムを組み、自動的に抽出する方法を取り入れています。

下のムービーでは、その様子をご覧いただくことができます。

▼テキスト抽出ムービー

用途によっては、手間をかけずに簡単な方法も

データの活用目的によっては、ほとんど手間をかけずにデータを最適化できる場合もあります。例えば営業用の資料としてPowerPointのデータが必要な場合、カタログデータ(InDesign)から書き出したPDFをPowerPointへデータ変換する方法もあります。また、WEB用に画像データを利用する場合、PDFデータから画像データを抽出する方法もあります。これらは一例ですが、用途に合わせた「合理的な方法」を選択することで、「より効率良く」「様々な用途に」カタログデータを活用することができるのです。また、あらかじめデータの利用目的を確認することで、より、抽出しやすい状態に設計されたカタログデータを作ることも可能になります。

大伸社ディライトプロセスデザインチームのカタログデータ活用コンサルティングフローは、下記の様な流れになります。

①カタログデータの利用目的の確認
完成したカタログのデータの利用目的をあらかじめ把握いたします。

②利用目的に応じて最適なデータに抽出・変換
WEBでの利用やデータベース登録など、活用の目的に応じた最適なデータの作成(抽出・変換)を行います。

③データの活用
データベース登録業務やWEB用データの作成もお請けいたします。

カタログデータの活用に関するご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。

担当
プロセスデザイン部 編集チーム 上西大
プロセスデザイン部 校正チーム 宍戸哲也

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