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「バーチャル」を販促に!目的別バーチャル表現手法

2021年07月09日

コロナ禍に入り、以前より格段に耳にする機会が多くなったバーチャルという言葉。オンラインでもよりリアルに近い体験をと、企業の販促活動においてもマーターポートの活用や、3DCG表現は積極的に取り入れられています。そこで、この記事では、目的に対するバーチャルコンテンツの手法や特長、その効果についてご紹介します。

企業のバーチャル表現の活用

対面での営業活動に制限がかかるコロナ禍をきっかけに、デジタルマーケティング施策に力を入れる企業が多くなっています。同時に、特に製造業のお客様で、もっとオンライン上で製品や会社の魅力をよりリアルに伝えたいというご相談も増えています。

デジタル上で情報収集がなされる世の中で、どうやったら魅力を伝えることができ、顧客と接点を得られるのかを考えなければならない状況で、一つの施策として挙げられるのがバーチャルコンテンツです。やはりバーチャルコンテンツは少しでもリアルに近い体験が得られ、没入感を生むことができます。面白さというのも、バーチャルの提供ポイントと言えます。

例えば、企業とは異なるのですが、先日、国立新美術館で開催された、クリエイティブディレクターの佐藤可士和(さとうかしわ)さんの個展のWEBサイトでは、展示場を360°見渡すことのできるコンテンツが公開されています。この展示会はコロナ感染拡大防止のため政府の要請を受けて会期途中で閉幕となってしまいましたが、行けなかった人にとってこういったコンテンツはかなり嬉しいものなのではないでしょうか。

(「佐藤可士和展」:https://kashiwasato.com/project/12684 )

 

目的別のバーチャル表現の手法をご紹介

では、実際に企業はどのような目的にたいしてどのようなバーチャル表現の手法が活用できるのでしょうか。いくつかご紹介します。

目的例:製品紹介

弊社のお客様からは、コロナ禍でオンライン商談が多くなりリアルで製品を見せて説明ができないというお悩みをよくお伺いします。特に、製品の形状に技術力や特長が詰まっている小さな部品メーカーさまなどはお困りなのではないでしょうか。少しでもリアルに近い形で製品紹介ができるように、製品を360°見せるコンテンツの手法には以下のようなものがあります。

➀オブジェクトVR

製品をあらゆる角度から1カット1カットずつ撮影し、つなぎ合わせることで、被写体を水平に360度回転させて見せることができます。リアルに見ずに購入を考えるECサイト掲載用や、普段のオンライン営業活動での活用などが可能です。CGではなく写真をつなぎ合わせてできたものですので、2Dでうまく伝えられない実際にあるモノをみせたい際に適しています。

(オブジェクトVR事例:https://caso-space.jp/news/objectvr_20200831/

 

➁スケッチファブ(Sketchfab)

オブジェクトVRが写真なのに対し、スケッチファブはCGを活用するので、物理的に見せられない内部構造や写真に写りきらない大きな製品などを回して見せることが可能です。スケッチファブは3DCGの公開、売買が行えるプラットフォームです。動画を楽しむYoutubeのCG版とイメージしていただくとわかりやすかと思います。CG素材さえあれば、スケッチファブにそれをアップロードするだけで、簡単に低コストで360°回して見せるコンテンツにできます。もともとスケッチファブは、CG制作者が手軽に作品を公開する為のものでしたが、リンクを自社サイトに埋込み、掲載することもできるので既に多くの企業が製品紹介目的に活用を始めているようです。

(Sketchfabサイト:https://sketchfab.com/ 

 

 

目的例: 工場等設備紹介による技術力訴求・信頼感の醸成

クロージング場面などの営業活動において、顧客を工場やショールームに招待していたけれど、コロナ禍でこれまで通りとはいかなくなった企業も多いかと思います。自社の生産体制や技術力を伝え、信頼醸成をデジタル上でも図ることができないかというお悩みにたいする、バーチャル表現手法をご紹介します。

 

➀マーターポート(Matterport)

マーターポートとはアメリカのMatterport社の提供する、360°撮影できるマーターポートカメラで撮影した結果をクラウド上で公開できるサービスのことを指します。マーターポートカメラはもともと空間の測量の目的で活用されましたが、近年、企業が自社施設・設備を対外的に発信する際に利用されるようになっています。マーターポートはこれまで3D空間を表現するコンテンツに比べ、低コストかつ短いスケジュールで行うことができます。広さにもよりますが、撮影後360°空間にする編集は2~3日ほどで完了します。実際に、どこかに公開する際には、空間内のウォークスルーのポイント設定や、タグをつけて詳細説明を記載したり、他サイトコンテンツとの連携したり等の編集が必要です。また、ハイライトリール機能と呼ばれるもので、空間内のオートツアーを提供することも可能です。実際に撮影をして空間にするので、実物をみせたい場合はCGより適しています。

(以下、掲載写真参照)

(マーターポート事例:https://my.matterport.com/show/?m=mDnZMYWHZJX )

 

➁3DCGでの空間表現

CGでの空間表現では、それぞれの要素を全てモデリングしなければならず、コストがかかります。ですが、3DCGでバーチャル空間を表現することで、生まれるメリットとしては、やはり実在しないものや、物理的にはみせることが困難なものを表現できる点です。また、360°カメラでの撮影したコンテンツとは異なり、モノを動かしたり、新製品、新設備を追加したりと更新することができます。

(3DCG事例:https://storage.net-fs.com/hosting/6475368/0/index.htm )

 

まとめ

実際にお客様にバーチャルでの表現方法をご紹介すると「面白いね。」や「こういうことを検討していたんです。」といった声をお伺いします。コロナ禍も伴ってバーチャルコンテンツのご相談いただく機会も増えています。バーチャルでの表現を検討する際に、やはり大切なのは、単にリアルをそのままバーチャル化するのではなく、現状の課題の中でどういったことを訴求していくと良いのかを明確にし、適した方法を考えることです。その選択肢として、ご紹介したバーチャル表現の手法を活用いただけることもあるのではないでしょうか?

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