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お客様と思いをひとつにして、ブランドを育てていく。
そこには大きなやりがいと、喜びがある。

顧客との対話に基づくブランディング

クライアント 石塚硝子株式会社様石塚硝子株式会社様はさまざまなガラス食器・ガラスびん類を製造・販売する総合容器メーカーで、代表的なブランドに、職人さんたちが手作りする「津軽びいどろ」があります。大伸社ディライトでは、ユーザーにとって価値のある有益なコンテンツを盛り込んだ「津軽びいどろ」のブランドページの構築・運営やカタログ制作をお手伝いしています。

  • クリエイティブディレクター
    内海純

  • コンテンツプランナー
    /コピーライター
    菊地裕菜

  • プロデューサー
    /営業
    ⼊江 優花

単なるリニューアルでなく、
ブランドサイトの構築をご提案。

――石塚硝子様とのお付き合いはいつごろからですか。

内海:
以前から大伸社ディライトでチラシ類を制作していたのですが、私と菊地さんが関わったのは「津軽びいどろ」カタログのリニューアルからでしたね。
菊地:
確か2012年でした。石塚硝子様には「アデリア」や「津軽びいどろ」といったブランドがあって、私たちがお手伝いしているのは、青森の工場で職人さんが手作りしているハンドメイドガラス「津軽びいどろ」です。
内海:
カタログ制作に携わってしばらくした後、2016年に「津軽びいどろ」のWEBサイトリニューアルのお話があったのです。もともとは単なるリニューアルという依頼でしたが、ただ見栄えを変えるのではなく、ブランドサイトとして機能するものを作りましょうとご提案しました。その点を「ちゃんと考えてくれている」と思っていただいたのか、ブランドサイトの立ち上げやその後の運営を任せていただくようになって。今、カタログは年1回発行、WEBサイトは毎月コンテンツを更新しています。
菊地:
ブランドサイトでは、「津軽びいどろ」が大切にしている日本の四季を、どういうコンテンツで見せれば面白いかがポイントでした。そこで、商品の色や青森の景色を美しく見せるだけでなく、他社製品との違いも出せるコンテンツ選びや言葉選びを心がけました。
⼊江:
石塚硝子様は、私たちのクリエイティブをとても気に入ってくださっていますね。ご担当者様もディレクターは「内海さん」と指名下さっています。
内海:
ほんとに?初耳ですけど(笑)。
⼊江:
内海さんがお客様との信頼関係を築き上げてくれたことも、これだけ長く続いてきた理由のひとつでしょうか。
内海:
いろいろなスタッフがアイデアを出してくれて、総力戦みたいになっているところがお客様に受け入れられているんだと思います。

ものが作られる背景、
裏側に迫れる面白さ。

――この案件の面白いところや印象に残っていることは?

⼊江:
大伸社ディライトの仕事は、製品が作られる裏側に迫れたりすることが多くて。ものが作られる背景が見えるのが面白いと思います。偶然入った飲食店で、私たちが関わった「津軽びいどろ」が使われているのを見ると、「あっ!」とテンションが上がります。友達に自慢したりして。
菊地:
わかるわかる。私もつい「あのガラスは・・・」って説明しだしたり(笑)。
⼊江:
見つけるとうれしくなっちゃいますよね。
内海:
石塚硝子様の案件では、青森に取材に行けるのもいいですね。ガラス工場の職人さん、日本酒の酒蔵の方、他社メーカーさんなど、いろいろな業界の方の話を聞けます。
菊地:
普段は聞けない話を聞いたり、行かないような場所に行けるのは楽しいですよね。ただ、コピーライターとしては、せっかく行ったのだから「そこに行かなければ書けない記事を書く」というプレッシャーがあります。結構な旅費をかけているので、その分ペイできるくらいのクオリティを出さなければ・・・と。
⼊江:
お客様としては、実際に来て、もっと青森のことを知ってほしいという気持ちがあるのでしょうね。
菊地:
確かに、生まれ育った場所の魅力は意外とわからないことも。私たちのロケでは、地元の方でもしないような経験もありますし。胸まで雪に埋まりながら真冬の八甲田山を歩くとか!
内海:
スタッフ全員、まつげ・髪の毛・ひげが凍りましたね。お客様には冗談で「遭難したら春に迎えに来るから」といわれて(笑)。
菊地:
「八甲田山」の映画が頭をよぎりました(笑)。

いろいろな人との出会いが、
自分にきっかけをくれる。

――仕事を通して学んだこと、やりがいなどを教えてください。

内海:
いろいろな人に会えるのがこの案件の魅力ですが、特に職人さんたちのお話がとても印象に残っています。仕事に対する姿勢は人や職種によって違うので、職人さんたちの思いを知ることが、自分に立ち止まって考えるきっかけを作ってくれます。石塚硝子様の案件ではそんな出会いがよくあります。
菊地:
「もっといいものを作りたい」と、職人さんたちは努力も手間も惜しまずにひたむきにガラスを作っています。ひとつのことに、それほどまでに情熱をかける姿には、本当に刺激を受けました。
⼊江:
石塚硝子様では、販促専門の方だけでなく、ガラスのデザイナーさん自らも販促を担当されます。なので製品や会社に対する熱い思いがひしひしと伝わってきます。
菊地:
「津軽びいどろ」という器を通していろいろな職種の方と一緒にお仕事できるのは、たぶんお客様にとってもプラスになると思うし、私たちにとってもちょっと面白いことができる。ありがたいことだと思っています。
⼊江:
個人的な意見ですが、大伸社ディライトの強み、商品は、デザイナーやコピーライターといった「人」そのものだと思っています。もちろん、私たちがご提供する制作物もそうなのですが、「このデザイナーさんがいい」などと、人に対して価値を感じてくださっているのがうれしい。
内海:
制作物に対する褒め言葉ももちろんですが、普段のコミュニケーションの中で「信頼してくださっているな」と感じるときは特にうれしいですね。
菊地:
本当にブランド作りを一緒にさせていただいていると感じますね。ひとつの商品、ブランドについて長く考えられる案件は、実はそれほど多くありません。「次はどうしたい」「来年は、再来年は・・・」と思えることは楽しいし、やりがいがあります。

他にもいろいろな職種が本プロジェクトで活躍しています。
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